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2020/09/26

Looking At Sounds/Michel Benita

2663 ECMレーベル新譜の3枚中2枚目。CD背面のクレジットを見て驚きましたが、スティーヴ・レイクのプロデュースになってます。彼はちょっと異端というか、先鋭的なフリーとロビン・ウィリアムソンというシンガーにプロデュース作を残しているので、ここでも覚悟を決めて聴いてみましたが、いわゆるアイヒャーとあまり変わらない(少し音数が多いかも)サウンドなのにはびっくりしました。まあ、個性よりも全体としてはレーベルカラーの方が印象に残るレーベルなので、驚くには値しないか、とも思いますけれども。これも陰影のある欧州の非4ビート系ジャズなので、演奏はけっこう楽しめました。

 

Looking At Sounds/Michel Benita(B, Electronics)(ECM 2663)(輸入盤)- Recorded March 2019. Matthieu Michel(Flh), Jozef Dumoulin(Key, Electronics), Philippe Garcia(Ds, Electronics) - 1. Dervish Diva 2. Berceuse - Gwell Talenn 3. Looking At Sounds 4. Barroco 5. Slick Team 6. Cloud To Cloud 7. Body Language 8. Elisian - Inutti Paisagem 9. Islander 10. Low Tide 11. Never Ner Land

(20/09/24)Michel Benita作は共作を含め1、2曲目後半-5、7-8曲目前半、9-10曲目。全員のインプロヴィゼーションが6曲目。と他人の曲が少し。収録時間は63分。スティーヴ・レイクのプロデュースになっていますが、傾向としてはマンフレート・アイヒャー的なサウンドに近い感じです。エレクトロニクスも雰囲気にマッチした派手ではない感じで、割とメロディアスな、欧州の陰影のある非4ビート系のサウンド。フリューゲルホーンがバンドの方向性を決定づけてます。あえて詳しいことは言わなくとも、少し音数的には多いかというECM系サウンドに当てはまる流れが心地よい。ちなみにベースはアコースティックで、キーボード(フェンダー・ローズ)との組み合わせもなかなかいい感じ。11曲目はベースのソロで淡々と。

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