Live At The Village Vanguard Vol.1 (The Embedded Sets)/Steve Coleman And Five Elements
このアルバムの方が後に届いたのですが、実はスティーヴ・コールマンのこのアルバム、’18年の8月発売だったのだけど、情報をキャッチできなくて、やっと今になって注文したというわけ。それにしても、収録時間がCD2枚組で152分というのに、価格はCD1枚分で買えたというのはなかなかありそうでなさそうなことではありますが。たまたま予定が半日ぽっかりと空いてしまったため聴くことができたのですけど、そうでなければ休日ではないと聴く体力がなかったと思います。相変わらずずーっと続いている彼の世界は、人によって好き嫌いは出てくると思いますけど、私は’80年代から染まってきただけに、この独特な変拍子ファンクを浴びていたい、と今も思ってます。
Live At The Village Vanguard Vol.1 (The Embedded Sets)/Steve Coleman(As) And Five Elements(PI Recordings)(輸入盤)- Recorded May 19-21, 2017. Jonathan Finlayson(Tp), Miles Okazaki(G), Anthony Tidd(B), Sean Rickman(Ds) - [CD1]Embede A (First Set): 1. Horda 2. Djw 3. Little Girl'll Miss You - Embedded #1 4. idHw 5. twf 6. Figit Time 7. Nfr 8. Little Girl'll Miss You 9. Change The Guard [CD2] Embed B (Second Set) 1. rmT - Figit Time 2. Nfr 3. idHw 4. twf 5. Horda 6. Embedded #1 7. Djw 8. rmT - 9 to 5
(20/09/23)CD1枚目の6曲目、2枚目の1曲目後半はDoug Hammond作、CD1枚目の3曲目前半、8曲目がBunky Green作の他は全曲スティーヴ・コールマン作。収録時間が152分と非常に長く、2つのセットに分けてのCD2枚組ライヴの発表だけど収録日が3日あるので、ベストテイクをつなげたものと予想(だからはめ込み?)。相変わらずの変拍子ファンクだけど、すでに肉体の中にしみついているようで、ノリはいいんだけど何拍子か分からないところもあるのは相変わらずすごいと思う。メロディがどうとか言うより、もはや彼自身の音楽と聴いて分かるのがさすがと思う。M-BASEは’80年代に流行ったけど、相変わらずその中心で生き延びてきたのは素晴らしいと思えるほどに、独特な音楽、サウンドになっています。
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