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2020/08/18

Valentine/Bill Frisell

Billvalentine また新譜が来たので先に聴いていきます。楽しみにしていたビル・フリゼールのギター・トリオの新譜。注文した時よりも発送した時の方が値段がかなり安くなり、しかも予定していた発送日が繰り上がったのもうれしいところです、メンバーがいいですし、それでもあくまでもマイペースを貫いているフリゼールがもちろん、いい。ギター・トリオになっても、ゆったりと弾くのは相変わらずだけど、なぜかこれがいいんですよね。似たようなジャズ・ギタリスト(と言っていいのかどうか)がいないのも強みではありますし。でもいわゆるヘタウマではないですし、そうだからこそ、いろいろなところから声がかかるんですね。なお、国内盤には2曲のボーナストラックが入っています。

 

Valentine/Bill Frisell(G)(Blue Note)(輸入盤) - Released 2020. Thomas Mogan(B), Rudy Royston(Ds) - 1. Baba Drame 2. Hour Glass 3. Valentine 4. Levees 5. Winter Always Turns To Spring 6. Keep Your Eyes Open 7. A Flower Is A Lovesome Thing 8. Electricity 9. Wagon Wheels 10. Aunt Mary 11. What The World Needs Now Is Love 12. Where Do We Go? 13. We Shall Overcome

(20/08/17)ビル・フリゼール作は2-6、8、10、12曲目で、他はトラディショナル、ジャズメン・オリジナルその他。この3人での活動は活発だそうだけど、過去には5人では録音あり。1発目から彼のギターと分かるラフな出だしで、そのまま曲に入っていきます。ジャズのフレーズを全然使わないで、最もジャズに接近しているだけあって、8ビートメインながら、そのギターの味はなかなか唯一無二のサウンドになっていて、何度聴いても飽きないです。名手のトーマス・モーガンとルディ・ロイストンと組んでいるあたりがその信用を得ている証拠でしょう。その独特な味をうまく引き出しているのは、またもやプロデューサーのリー・タウンゼント。一聴、似たり寄ったりの曲調が連なりますが、飽きさせずに素朴な味を聴かせてます。

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コメント

コンバンワ。このアルバム私も最近itinesで完全ダウンロードできるようになりましたので、早速ダウンロードしました。
とても惹きつけられるサウンドになってますね。シンプルで図太かつ繊細な音づくりがいい!。
フリーゼルの音楽を聴いていつも感じるのは「ニュートラル」なこと。囚われない自由さと、制約された様式美が同居していると言ったらいいか、とても大胆でありながら奥ゆかしく、そのバランス感覚が素晴らしいと思うのです。

>zawinulさん

こんばんは。

ギター・トリオでこれだけ名手のベースとドラムスを集めてしまうのもすごいですが、それでいて、難しいことはあまりなく、淡々と演奏をしているところがなかなかいいです。このメンバーだと長続きしそうですね。惜しいのは輸入盤の購入だったので、ボーナストラックの2曲が聴けないことですが、まあ、価格差が価格差なので、それはガマンすることにします。

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