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2020/07/14

The Blues And The Abstract Truth/Oliver Nelson

Olivertheblues ビル・エヴァンスの参加作の31日目。このアルバムにもエリック・ドルフィーが参加していて、そういえばドルフィーの参加作も昔は集めていたなあ、と思い出しました。特集を組もうと思えばできるのですが、今になって私がやっても、もうすでに語りつくされている感もあるし、今後の課題ですね。エヴァンスをやるのも、今となってはけっこう勇気がいりますね。ここでのエヴァンス、バッキングなどでも相手に合わせつつ、ソロになるとやはり彼らしいなあ、と思います。編成が4管なので、出番はそんなに多くないですが。このアルバムもけっこう有名盤ですね。こういうのも久しぶりに聴くと、けっこういいですね。

 

The Blues And The Abstract Truth/Oliver Nelson(As, Ts, Arr)(Impulse) - Recorded February 23, 1961. Eric Dolphy(As, Fl), Freddie Hubbard(Tp), George Barrow(Bs), Bill Evans(P), Paul Chambers(B), Roy Haynes(Ds) - 1. Stolen Moments 2. Hoe-Down 3. Cascades 4. Yearnin' 5. Butch And Butch 6. Teenie's Blues

全曲オリヴァー・ネルソンの作曲。収録時間は36分。ブルースをベースにしたオリジナル曲のアルバムですが、いかにもブルースという感じでないのもいいし、参加メンバーがまず、すごい。エリック・ドルフィーのように個性的なミュージシャンもいて、出てくるサウンドも当時としては比較的新しいと思います。ホーンアレンジも良く、聴いてみる価値はあります。1曲目の出だしで、その緻密なホーンアレンジで引きこまれてしまい、アドリブ的には落ち着いたミディアム・テンポの進行。考えてみれば誰がソロを取ってもいい演奏は間違いなしのメンバーなので、ブルースが基本でもけっこうジャズとして楽しめます。そして2曲目は急に明るくなって、曲ごとに色合いが違います。3-6曲目のエヴァンスのピアノ・ソロもなかなかです。

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