Live At The Half Note/Lee Konitz
ビル・エヴァンスの参加作の20日目。この頃から’59年に入っていきますが、それにしても以前書いたクレジットやコメントの誤記が多いこと。見つけるたびに直してはいるのですけど。今回はホームページのポール・モチアンの項目にこのアルバムを入れ忘れていました。それにしても、リー・コニッツとウォーン・マーシュの2管に、エヴァンス、ジミー・ギャリソン、ポール・モチアンとの組み合わせ、珍しいんじゃないでしょうか。CD2枚組で約95分、たっぷり聴けます。ただ、このあたりの演奏も好みが分かれそうなところではありますね。昔は私もあまり好きではありませんでしたが、今聴いてみると、なかなかいいじゃないかと思うようになりました。
Live At The Half Note/Lee Konitz(As)(Verve) - Recorded February 24 and Possibly March 3, 1959. Warne Marsh(Ts), Bill Evans(P), Jimmy Garrison(B), Paul Motian(Ds) - 1. Palo Alto 2. how About You? 3. My Melancholy Baby 4. Scrapple From The Apple 5. You Stepped Out Of A Dream 6. 317 E 32nd 7. April 8. It's You Or No One 9. Just Friends 10. Just Friends 11. Baby, Baby All the Time 12. Subconscious-Lee
リー・コニッツ作は1、12曲目で、他はジャズメン・オリジナルやスタンダードなど。2枚組CDで出ましたが、ライヴ演奏なので長い演奏を十分に楽しむことができます。ピアノはバッキングは奥に引っ込んでいるけど、ソロがある時には十分前に出てくるので、そんなに不満はありません。コニッツとウォーン・マーシュの2管の音は独特だなあと思いますが、やはりこれが個性なんでしょうね。あと、このメンバーだとホーンが出ている時はピアノはバッキングをやらない場面もある程度あって、かすかにバッキングの音が聴こえる場面もあったりします。エヴァンスのピアノもこのメンバーに合わせて、ストイックなソロが多いような気がします。彼と分かるソロは貴重かも。ポール・モチアンの参加も珍しいか。こういう方面も出演してます。
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