共同企画(’21年終了)

無料ブログはココログ

« Thrust/Herbie Hancock | トップページ | ECMのパット・メセニー11作が7月31日よりハイレゾ化 »

2020/08/01

Flood/Herbie Hancock

Herbieflood ハービー・ハンコックのリーダー作の12日目。今日は日本でのライヴ。収録時間が74分なので1枚のCDにできなかったかな、とも思うのですが、当時ではLPと同じ収録になったのでは、と推測されます。でも’75年の日本のライヴ、すごいですねえ。私はまだ中学生だったので、こういうライヴの存在自体知らなかったけど、なかなかにファンキーなライヴになっています。当時のポール・ジャクソンはすごいなあ、と思います。友人からソウル・ミュージックを聴かされていた年齢でもあったのですが、それ以上のものを感じます。ファンク度でいけば、マイルス・バンドよりも好みだったかもしれないのに今、気が付きました。

 

Flood/Herbie Hancock(Key, etc)(Sony) - Recorded June 28 and July 1, 1975. Bennie Maupin(Ss, Ts, Bcl, Bfl, Afl), Paul Jackson(B), Mike Clark(Ds), Bill Summers(Per), Blackbird McKnight(G) - 1. Introduction - Maiden Voyage 2. Actual Proof 3. Spank-a-lee 4. Watermelon Man 5. Butterfly 6. Chameleon 7. Hang Up Your Hang Ups

2枚組CDで日本でのライヴ。収録時間は74分。6-7曲目は共作で、他は全曲ハービー・ハンコックの作曲(4曲目のアレンジはハーヴィー・メイソン)。曲は他のアルバムとダブっていますが、やはりライヴの方が迫力があるファンクという感じです。アコースティック・ピアノで静かにはじまる有名な1曲目は、後半メンバーが加わって徐々に盛り上がり、間髪を入れず2曲目に。例によって急速調のネバるリズムは健在。カッコ良い。3曲目も小刻みなリズムでネバります。おなじみの有名な4曲目もファンク・サウンド。静かなテーマが印象的な5曲目も中間部はやや盛り上がりを見せます。6曲目もけっこうノレますがシンセサイザーの使い方が時代を感じさせます。7曲目もゴキゲンなファンク・サウンドで、何と19分台の大作です。

« Thrust/Herbie Hancock | トップページ | ECMのパット・メセニー11作が7月31日よりハイレゾ化 »

音楽」カテゴリの記事

フュージョン・ファンク」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« Thrust/Herbie Hancock | トップページ | ECMのパット・メセニー11作が7月31日よりハイレゾ化 »

HMVへのリンク

  • HMV&BOOKS online

アマゾンへのリンク

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

カテゴリー

メールアドレス

友人が運営しているサイト