The Soul Of Jazz Percussion/Booker Little/Donald Byrd
ビル・エヴァンスの参加作の26日目。このアルバムも1-3曲目と一部参加です。まだ消費税のない独身時代だったしバブルの時代でもあったので、当時はよくいろいろなCDを買ってました。調べてみれば国内盤では複数回出ているようでした。その中にこういうCDもあったんですね。昔のCDは処分してしまったのもあるので、よく今まで残っていたと思います。いわゆるジャズとラテンの融合した音楽というより、まだ両者が並行して同じ曲を演奏している、という感じなんですが、そこのあたりがまた原初的な感じもして、久しぶりに聴くといいなあ、と思います。それにしても入れ替わりつつ豪華なメンバーですね。こういうアルバムは残ってほしいです。
The Soul Of Jazz Percussion/Booker Little(Tp on 4-8)/Donald Byrd(Tp on 1-6)(Warwick) - Recorded Spring 1960. Curtis Fuller(Tb on 7-8), Philly Joe Jones(Ds on 1-3, 7-9), Paul Chambers(B on 1-3), Pepper Adams(Bs on 1-3), Bill Evans(P on 1-3), Mal Waldron(P on 4-9), Ed Shaughnessy(Ds on 4-6), Armando Peraza(Per on 4-6), Marcus Belgrave(Tp on 4-6), Addison Farmer(B on 4-9), Don Ellis(Tp on 7-8), Willie Rodriguez(Per on 7-8), Earl Zindars(Per on 1-3), Ed Shaughnessy(Ds, Per, Vib on 4-7, 9), Armando Peraza(Per on 4-6) - 1. Ping Pong Beer 2. Prophecy 3. Quiet Temple 4. Wee Tina 5. Chasing The Bird 6. Call To Arms 7. November Afternoon 8. Witch Fire 9. Construction Crew
収録時間は37分。ビル・エヴァンスは1-3曲目に参加。ワーウィック・レーベルという超マイナーレーベルですが、国内盤CDで出たことがあるんですよね。編成的には4種類あって、それぞれのセッションを並べてアルバムにしたものと思います。ドラム・プラス・パーカッションという編成の初期の頃ではないかと。パーカッションは、今とサウンド・イメージが違っていて、もっとドロドロとした感じがしないでもなく。曲も通常とは一味もふた味も違ったものが多いですが、ホーンもピアノもリズムも適度に気を配って会って、当時のジャズとしてもけっこう楽しめると思います。エヴァンスもソロを時々取っていて、短めながら、エヴァンス度はやや高め。マイナーレーベルながらメンバーもいいですし、一度聴いてみてもいいんじゃないかと。
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