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2020/07/07

You And Lee/Lee Konitz

Leeyouand ビル・エヴァンスの参加作の24日目。今日は再びリー・コニッツのアルバムです。ジミー・ジュフリーのアレンジだし、けっこうマニアックなアルバムかなという記憶があったのですが、久しぶりに聴き直してみるとスタンダードやジャズメン・オリジナル集だし、割と普通のジャズでかなり聴きやすかったです。ヴァーヴでこのジャケットとくれば、やっぱりそうなるかな、と記憶の修正につとめました。収録時間は短めなのと、ピアノやギターは大きめの管楽器の編成に埋もれがちにはなるけど、アルバムトータルとしてはけっこういいんじゃないかと思いました。それにしても豪華なメンバーですね。イメージは違ったけど久しぶりに聴いてよかったと思った1枚。

 

You And Lee/Lee Konitz(As)(Verve) - Recorded October 29, 1959 (October 30, 1959) Ernie Royal(Tp), Marky Markowitz(Tp), Phil Sankel(Tp), Eddie Bart(Tb), Bill Byers(Tb), Bill Evans(P on 1-2, 4, 8), Sonny Dallas(B), Roy Haynes(Ds), Jimmy Giuffre(Arr), Jim Hall(G on 3, 5-7) - 1. Ev'rything I've Got (Belongs To You) 2. You Don't Know What Love 3. You're Driving Me Crazy 4. I Did't Know About You 5. You're Clear Out Of This World 6. The More I See You 7. You Are Too Beautiful 8. I'm Getting Sentimental Over You

スタンダードとジャズメン・オリジナル集。収録時間は33分と短め。ビル・エヴァンスは1-2、4、8曲目に参加。他の曲はジム・ホール(G)が代わりに参加。これだけでもなかなか豪華なイメージがあります。ジミー・ジュフリーのアレンジで、しかもホーンの人数が多いので、ビッグバンド編成とまではいきませんが、割と個性的なアレンジで聴きごたえのあるサウンドに仕上がっています。それでも難解さよりはメロディの親しみやすさが前面に出てくる感じで、割と普通にスタンダード集のアルバムとして聴けるのではないかな、と思います。メンバーもなかなかいいですし。コニッツのホーンもクールさが引っ込み、メロディアスな面がもっと前に出ている印象で、やはりヴァーヴで出し続けていることが大きいのでは、と思わせます。

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