A Swinging Indroduction To Jimmy Knepper
ビル・エヴァンスの参加作の5日目。今日のアルバム、ジミー・ネッパーのリーダー作はこれ1枚しか持っていないため、CDラックから探すのにひと苦労でした。なかなか見つからないと思ってやっと見つけたら、これは紙ジャケだったんですね。推測ではプラジャケだと思っていたので、余計に分からないわけです。さて、この時期CDのクレジットがあいまいで、何曲目に参加しているかというのを探すのが難しい。データ的に整っているサイトはあるのかもしれませんけど、担当楽器だけで書いてないことも多いです。当初3管がいいと書きましたけど、入れ替わりで2管なんですね。訂正。それにしても、こういうメロディアスな’50年代ジャズって、やはりほのぼのとしていいなあ、と思います。
A Swinging Indroduction To Jimmy Knepper(Tb)(Bethlehem) - Recorded September 1957. Gene Roland(Tp), Gene Quill(Sax), B. Hammer(P), Bill Evans(P), Teddy Kotick(B), Dannie Richmond(Ds) - 1. Love Letters 2. Ogling Ogre 3. You Stepper Out Of A Dream 4. How High The Moon 5. Gee Baby Ain't I Good To You 6. Idol Of The Files 7. Close As Pages In Book 8. Avid Admirer 9. Irresistible You
ジミー・ネッパーの作曲は2、6、8曲目で、他はスタンダードなど。けっこうメロディアスな、当時のジャズという感じ。他での資料によれば、1-4、6、8曲目がビル・エヴァンスの参加のようですが、もう一人のピアノと比べて、ピアノソロの部分を聴いていて、ああ、なるほどなあ、という感じの印象でした。ネッパーはチャールズ・ミンガスの作品でよく見かけますが、ここではテディ・コティックのベースで、どちらかといえば軽やかでメロディアスなサウンド。ジーン・クィルとの2管でのホーン(もう一人は5、7、9曲目)は、ビル・エヴァンスと同じ曲での参加のようですが、ハーモニーとかメロディのやり取りがけっこう面白く、当時のジャズの雰囲気を伝えていて、これはこれで興味深い演奏になっています。こういうトロンボーンも好み。
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