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2020/06/28

Chet Baker Introduces Johnny Pace

Chetjohnny ビル・エヴァンスの参加作の18日目。と言いつつ、今見直すとビル・エヴァンスが変名でピアノに参加している、ということがネットで検索しても、ライナーを読んでも出てきません。むしろJoe Berle実在説の方が多いですね。おそらくは処分してしまったジャズ雑誌に記載されていたのかな、と思います。このアルバムではピアノは地味な存在なので、聴けばそのように予測できる部分もあるも、あえて特徴を抑え込んだようにも感じられます。なのでやはり、チェット・ベイカーの名前で買うアルバムなのかな、と思います。肝心のジョニー・ペイスは私とあまり相性がよくないようで、久しぶりにきいて、ああ、こういうアルバムだったか、という再確認にとどまりました。男性ヴォーカルファンの皆さん、すいません。

 

Chet Baker(Tp) Introduces Johnny Pace(Vo)(Riverside) - Recorded December 23, 29 and 30, 1958. Herbie Mann(Fl), Joe Berle(P), Jimmie Burke(B), Philly Joe Jones(Ds), Ed Thigpen(Ds) - 1. All Or Nothing At All 2. Crazy, She Calls Me 3. the Way You Look Tonight 4. This Is Always 5. When The Sun Comes Out 6. What Is There To Say 7. Everything I've Got belongs To You 8. We Could Make Such Beautiful Music 9. It Might As Well Be Spring 10. Yesterdays

男性ヴォーカルのスタンダード集。収録時間は37分。ピアニストに聞いたことも無い名前が出ていますが、ビル・エヴァンスの変名だそうです(ただし、持っているCDのライナーでそのことへの言及はなし)。聴いてみれば、なるほど、という気もします。ただ、ピアノ自体は少々地味な感じもしていますが。考えてみればアルバム「チェット」でのセッションと重なる日やメンバーがありますね。ジョニー・ペイスも無名なので、チェット・ベイカーで買う人が多いかもしれません。男性ヴォーカル自体は、あまり興味が無いので手が伸びにくかったのですが、チェットの魅力には負けました。今聴き返しても、ヴォーカルももう少し華が欲しいかな、という気もしていますし、全体的に地味かな、とも思います。たまに聴く分には落ち着きますけど。

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