A Message From Garcia/Richie "Dick" Garcia
ビル・エヴァンスの参加作の2日目。今日はDawnレーベルの作品から。録音が年しか書いてないので、ルーシー・リードとどっちが先の録音か分からないのですがネットで検索すれば出てくるかな(追記へ)。昔はこういうアルバムまで国内盤化されてました。入手困難かなと思った時期もあるけど、今はストリーミングでも聴けますし、ずいぶん楽な世の中になったものです。ディック・ガルシアの演奏も快調だし、他の参加メンバーもあって人気盤だったそうです。今聴いてもメロディアスだしなかなかゴキゲンに聴けます。私の持っているのは昭和時代に買ったCDのようで、消費税表示がないですね。昔から追っかけやっていると、意外なものを持っていたりします。
(追記)ある方のアドバイスにより、’55年録音ではなく’56年録音なのがはっきりしました。最初からDiscogのサイトで確認すればよかったんですね。CDの日本語ライナーのミスでした。
A Message From Garcia/Richie "Dick" Garcia(G)(Dawn) - Recorded 1956. Bill Evans(P), Tony Scott(Cl), Gene Quill(As) Bill Anthony(B), John Drew(B), Manille Morin(Ds), Terry Pollard(P), Frank Isola(Ds), Jerry Bruno(B) - 1. Have You Met Miss Jones? 2. If I'm Lucky 3. Kimona My House 4. I Don't Want To Set The World On Fir 5. The Deacon 6. Stompin' At The Savoy 7. Like Someone In Love 8. Potatoes 9. It Could Happen To You 10. Ev'ry Night About this Time
ビル・エヴァンスは3、7、10曲目に参加。収録時間は35分。録音年しか分かりませんが、録音としては貴重なものかもしれません。ディック・ガルシア作は3、5、8曲目で他はスタンダード。この当時らしく流ちょうでメロディアスなギターを聴くことができて、リーダー作としてもけっこう楽しむことができるのではないかと。この時期でも、エヴァンス的なピアノは、なるほど、という気がします。たった3曲だけの参加というのが残念。クレジットの参加曲をライナーから下記写そうとしたけど、9-10曲目あたり、完全には書いてなかったので断念。グループ的には3パターンある。やはり’50年代中期のバップ的演奏ということで、聴いていて楽しいです。最近はDiscogなどのサイトが充実してますが、クレジットは気にしなくてもいいかも。
« The Singing Reed/Lucy Reed | トップページ | Brandeis Jazz Festival/Orchestra Conducted By Gunther Schuller And George Russell »
「音楽」カテゴリの記事
- 2023年私的ジャズベスト3(2023.11.24)
- Over Here/Jim Rotondi Quintet(2023.11.23)
- Arvo Part/Tractus(2023.11.22)
- Call On The Old Wise/Nitai Hershkovits(2023.11.21)
- Thomas Larcher/The Living Mountain(2023.11.20)
「ジャズ」カテゴリの記事
- 2023年私的ジャズベスト3(2023.11.24)
- Over Here/Jim Rotondi Quintet(2023.11.23)
- Call On The Old Wise/Nitai Hershkovits(2023.11.21)
- Here Now/Soren Bebe Trio(2023.11.17)
- Uncle John's Band/John Scofield(2023.11.05)
« The Singing Reed/Lucy Reed | トップページ | Brandeis Jazz Festival/Orchestra Conducted By Gunther Schuller And George Russell »
コメント