East Coasting/Charlie Mingus
ビル・エヴァンスの参加作の4日目。今日は何とチャールズ・ミンガスのアルバムへの参加作です。’50年代は実にいろいろなアルバムに参加していて、実に面白いし、だんだんエヴァンスらしさが出てくる時でもあるので、それを聴いていくのも楽しいです。ただ、参加作なだけに、CDラックのいろいろなところに散らばっていて、それを見つけるのがひと苦労。それで順番を先にまわしたわけですけど、処分してしまったアルバムがないか、ちょっと心配です。今日のアルバムも、参加作としては珍しいメンバーのアルバムで、やはりどちらかというとピアノをミンガスに合わせているイメージが強いかな、という感じです。なかなか多才。
East Coasting/Charlie Mingus(B)(Bethlehem) - Recorded August 1957. Jimmy Knepper(Tb), Shafi Hadi(As, Ts), Clarence Shaw(Tp), Dannie Richmond(Ds), Bill Evans(P) - 1. Memories Of You 2. East Coasting 3. West Coast Ghost 4. Celia 5. Conversation 6. Fifty-first Street Blues
チャールズ・ミンガス作は2-6曲目、ユービー・ブレイク作が1曲目。収録時間は39分。ミンガスとビル・エヴァンスはどう考えても結びつかないのですが、1枚アルバムが出来ています。ピアノソロも十分聴けて、堪能できます。全体的に少しベースはおとなしめの感じもありますが、いつものミンガスのアクのあるサウンドとエヴァンスのピアノとの対比も面白いと思います。なぜかジャケットには「チャーリー」と記載。ホーン楽器の3管アレンジもミンガスらしさがあると思いますし、全体的にやはりミンガスのサウンド。その荒っぽさに、時にピアノが合わせ、時にエヴァンスらしさのあるピアノが出てくるので、彼目当てで購入している人も多いらしいです(ライナーより)。それにしても、もったりとした重量感のあるベースは中毒性あり。
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