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2020/06/23

Miles & Monk At Newport/The Miles Davis Sextet/The Thelonious Monk Quartet

Milesnewport ビル・エヴァンスの参加作の13日目。今日のアルバム、「ニューポート」くくりではありますが、2つのライヴは同じところで行われていただけで、5年も録音時期に隔たりがあり、その間の録音技術の差か、セロニアス・モンクのライヴの方が音がけっこう良い、とカップリングとしてはかなりアンバランスな作りになっています。それでもファンは買ってしまうんだろうなあ、と思いつつ。マイルス・バンドの方は本当に音が良くない状態で、にぎやかな曲と静かめな曲の音も違っています。だからこそ、3曲目のエヴァンスのピアノ・ソロやバッキングが割ときれいに拾われていたり。でも、アルバム全体として聴くには、かなり耳補正が必要ではないかと思います。

 

Miles & Monk At Newport/The Miles Davis(Tp) Sextet/The Thelonious Monk(P) Quartet(Sony) - Recorded July 3, 1958 (July 4, 1963) (1-4曲目のパーソネル) Julian Cannonball Adderley(As), John Coltrane(Ts), Bill Evans(P), Paul Chambers(B), Jimmy Cobb(Ds) (5-6曲目のパーソネル) Charlie Rouse(Ts), Butch Warren(B), Frankie Dunlop(Ds), Pee Wee Russell(Cl) - 1. Ah-Leu-Cha 2. Straight No Chaser 3. Fran Dance 4. Two Bass Hit 5. Nutty 6. Blue Monk

ビル・エヴァンスは1-4曲目に参加、といっても5-6曲目は5年も後のセロニアス・モンクのライヴで、両者は一緒に演奏しているわけではありません。紛らわしいアルバムタイトルです。メンバーはけっこう良いのですけど、音がもう少し良かったらと思うのですが。演奏は熱がこもっていて迫力があります。1-4曲目の作曲者は順にチャーリー・パーカー、セロニアス・モンク、マイルス・デイヴィス、ジョン・ルイス作。5-6曲目はもちろんモンク作。1-4曲目の部分はやはり録音が問題で、勢いはあってホーンやドラムスはよく聴こえるのだけれど、ピアノにとってはちょっと不利な状況。まあ、こういう録音にも参加しているのだ、と割り切って聴くしかないのだと思います。3曲目はそれでも少し静かな曲なのでピアノは聴こえます。

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