Brandeis Jazz Festival/Orchestra Conducted By Gunther Schuller And George Russell
ビル・エヴァンスの参加作の3日目。この当時のクレジットはネットで調べれば詳しく出ているのもあるのでしょうが、CDを見る限り、参加人数の多いものは何曲目に参加なのかはっきりしないことが多いです。曲によって参加するミュージシャンが違うのだけど、CDの割と初期の頃のアルバムなら仕方がないかなあとも思います。エヴァンスは当時いろいろなアルバムに参加していて、なぜか国内盤でCD化されたものは’80年代から追いかけてました。結果として様々なジャズの音楽に触れることができたのですけど、ジョージ・ラッセル関係のアルバムに多く参加していたのは、偶然ではないような気もしています。
Brandeis Jazz Festival/Orchestra Conducted By Gunther Schuller(Arr & Cond) And George Russell(Arr & Cond)(Sony) - Recorded June 10, 18 and 20, 1957. Art Farmer(Tp), Louis Mucci(Tp), Jimmy Knepper(Tb), Jimmy Buffington(Flh), John La Porta(Sax), Hal McKusick(Sax), Manuel Zegler(Basson), Robert Di Domenica(Fl), Teddy Charles(Vib), Margaret Ross(Harp), Bill Evans(P), Barry Galbraith(G), Joe Benjamin(B), Teddie Summer(Ds), Fred Zimmerman(B), Teo Macero(Bs), Charles Mingus(B) - 1. All About Rosie 2. On Green Mountain 3. Suspencions 4. Revelations (First Movement) 5. All Set 6. Tramsformation
ジョージ・ラッセルが関わると難解になってしまうのですが、ビル・エヴァンスはよく彼のアルバムに参加していました。ライナーにはミルトン・ハビットもピアノで参加とあるので、1、6曲目にエヴァンスが参加しているのは記述から分かるのですが(1曲目のピアノはすごい)、詳しくは分かりません。ちょうどジャズとそれ以外(たとえばクラシック)の要素を混ぜ合わせたような音楽です。いわゆるサード・ストリーム・ミュージックですが、その時代にこの言葉があったがどうか。昔だったら、なんだこのアルバムは、という感じではなかったのでしょうか。収録時間は54分。ラッセル作の1曲目、ガンサー・シュラー作の6曲目、ジミー・ジュフリー作の3曲目、チャールズ・ミンガス作の4曲目など、幅広い音楽になっています。当時では実験的。
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