Cookin' At The Plugged Nickel/Miles Davis
ハービー・ハンコックとトニー・ウィリアムスの参加のマイルス・バンドの8日目。プラグド・ニッケルのライヴが2枚続きます。実はこれは7枚組(あるいは8枚組)のBOXセットが出ていて、私、数年前に売ってしまったんですよね。ちょっと後悔しています。7枚組の方は何曲かに編集が入っていて、8枚組の方は完全版のようです。ただ、Amazon Music HDを探したら、8枚組がストリーミングで聴けるようで、時間のある時にまとめて聴いてみたいと思います。今回のマイルス特集の中のライヴでは、やはりプラグド・ニッケルが最高の到達点なんじゃないかと思います。とにかく自由自在だし、テクニックも半端ではないですし。
Cookin' At The Plugged Nickel/Miles Davis(Tp)(Sony) - Recorded December 22 and 23, 1965. Wayne Shorter(Ts), Herbie Hancock(P), Ron Carter(B), Tony Williams(Ds) - 1. If I Were A Bell 2. Stella By Starlight 3. Walkin' 4. Milestones
ライヴ録音。4曲目のみマイルス・デイヴィスの作曲。後年このライヴのプラグド・ニッケルの7枚組(あるいは8枚組)のBOXセットが出るも、処分してしまいました。このアルバムの曲としては、今までのライヴと同じような選曲ですが、時期的にかなり進化したこの5人での演奏を堪能することができます。1曲目も優しいメロディのテーマの曲ですけど、メンバーの過激度はけっこうキていると思います。確かにこの1曲目で、ここまでアドリブやってしまうか、というところが随所に出ていて、聴く価値があると思います。2曲目はテーマはバラードなんだけど、それぞれのアプローチが破綻しない程度に自由ギリギリのことをやっていて、アップテンポの4拍子で盛り上がりもありこれまたスゴい。そして、パワフルな曲は極限までパワフル。
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