At Plugged Nickel, Chicago/Miles Davis
ハービー・ハンコックとトニー・ウィリアムスの参加のマイルス・バンドの9日目。邦題は「プラグド・ニッケルのマイルス・デイヴィス」。私の英題にChicagoが入ってなかったので慌てて付けましたけど、LP時代はなかったような気が。まあ、LPは持ってなかったですけどね。いや~、すごいライヴアルバムを聴いてしまったな、というのが久しぶりに聴いた本音です。前回のものとか、BOXセットとか、いくつか種類がありますけど、いわゆる’60年代ジャズのライヴでは、今日のアルバムをまず聴いてくれ、と思いますね。長いライヴでおいしいところをさらに凝縮してあります。ここ20年間は、’70年代以降に活躍したミュージシャンばかり追いかけてましたが、やはりジャズ・ジャイアンツと言われる人たちはすごいです。
At Plugged Nickel, Chicago/Miles Davis(Tp)(Sony) - Recorded December 23, 1965. Wayne Shorter(Ts), Herbie Hancock(P), Ron Carter(B), Tony Williams(Ds) - 1. Walkin' 2. Agitation 3. On Green Dolphin Street 4. So What - Theme
ライヴ録音。マイルス・デイヴィスの作曲は2、4曲目。LP時代には2つのアルバムが出たのだけど、CDでは当初これだけで、後から前出のアルバムが出て(しかもLP時代と収録曲が違うもよう)、その後BOXセットという流れです。いずれにしても公式盤ではこのメンバーでの最高のライヴだと思うので、機会があったら一度聴いてみたいところ。ここまでテクニックがあって、自在に演奏が変わっていくのはなかなかないので、まずは1枚というのであれば、このアルバムからか。1曲目からものすごいエネルギーでバンバン飛ばしまくり。そしてフリーの一歩手前の2曲目もあり、連続する自在感もあって緊張感も半端ではないです。そして3曲目では割と優しい曲ですが、やはり、という感じ。そして突っ走るモードの4曲目に突入。
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