A Tribute To Miles/Herbie Hancock/Wayne Shorter/Ron Carter/Wallace Roney/Tony Williams
トニー・ウィリアムスの35日目で、何とか一段落。アルバムコメントの手直しも残り3ページ、75枚にまで減りました。ただし、ここから先はミュージシャンの重複はないので、少しゆっくり進んでいくと思います。このアルバムがラストで、しかもつい先日ウォレス・ルーニーがコロナ肺炎で亡くなってしまったので、と思い出深いアルバムになりそうです。マイルスのトリビュートアルバムとしてはハマり役で、なかなかいいと改めて思いました。当時のサウンドや曲の完全な再現ではない曲も混ざっているようですけど、そこを含めて、こういう企画が多かった中、このアルバムが本命だなあ、と久しぶりに聴き直してみて、思います。
A Tribute To Miles/Herbie Hancock(P)/Wayne Shorter(Ts, Ss)/Ron Carter(B)/Wallace Roney(Tp)/Tony Williams(Ds) - Recorded September 19, 1992(Live). - 1. So What(Live) 2. RJ 3. Little One 4. Pinocchio 5. Elegy 6. Eighty One 7. All Blues(Live)
邦題は「マイルス・デイヴィス・トリビュート」。ライヴの2曲以外は録音年月日が書いてありません。’91年に没したマイルスへのトリビュート・アルバムで、’60年代黄金のクインテットからトランペットを変えただけの編成。サウンドの感じもその雰囲気をかなり出しています。ウォレス・ルーニーはハマリ役です。選曲もスタンダードではなく、オリジナルばかりなので通好みで渋い選曲と言えます。1、7曲目がマイルス・デイヴィス作、2曲目がロン・カーター作、3曲目がハービー・ハンコック作、4曲目がウェイン・ショーター作、5曲目がトニー・ウィリアムス作、6曲目がマイルスとロンの合作と、V.S.O.P.のように曲を持ち寄ってます。このメンバーなので、’90年代に入ってもスリリングな演奏は健在。ウォレスだとまるで生き写しのよう。
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