1+3/Ron Carter
トニー・ウィリアムスの26日目。’78年田園コロシアムのライヴがまだまだ続きます。もともとこれらの音源はどこを録っても出す価値のあるものだと思うので、こういうことはよくあります。ただ、日付的に先に進んでいかないので、ちょっときついです(笑)。まあ、ロン・カーターのこの時期のソロの奏法(特にリーダー作での)は、個人的には相性の問題がありますけど、歴史に残るベーシストとして素晴らしいことは間違いないわけで、作曲などはけっこう好きな曲もあるのです。今回はハンク・ジョーンズとハービー・ハンコックを使い分けるというぜいたくなライヴでしたが、それももう40年以上も昔の話になってしまうんですよね。
1+3/Ron Carter(B)(JVC) - Recorded July 29, 1978. Hank Jones(P on 1-2), Herbie Hancock(P on 3-4), Tony Williams(Ds) - 1. Muffin 2. Mr. T.W. 3. Doom 4. New Song No.3
こちらも田園コロシアムでのライヴ。ハービー・ハンコックは3、4曲目に参加。ここでは全曲がロン・カーターの作曲で、ピアノトリオのアルバム。ノリの良い正統派のハンク・ジョーンスと、ハービー・ハンコックのスリルある最強のトリオの演奏。甲乙つけがたいですが、好みは後者の方かな。ロンのリーダー作なので、ベース・ソロにもある程度スポットライトが当たっています。明るいはっきりしたメロディアスな4ビートは、この時期けっこう新鮮に響いている1曲目、ボッサ的なリズムで出だしにベースのソロ的な部分があって、まあ、これが彼の個性かなとも思えるこれまた明るい2曲目、シックなバラードなんだけどロンのベース・ソロがけっこう活躍しているモダンな3曲目、現代的なアップテンポの4ビートでこれぞハービーの4曲目。
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