Tempest In The Colosseum/V.S.O.P. The Quintet
トニー・ウィリアムスの22日目。収録日も間髪を置かずして、昨日のアメリカでのライヴから日本へのライヴにアルバムになります。ブートまでは手を出していないけど、けっこうこのグループで音源は出回っているのでは、と思います。1回ずつ演奏内容が違うし、どれも良いしでなんて書いていいか迷ってしまうので、とりあえずはストリーミングなどで聴いてみたいところですが、Amazon Musicでは一部しかなかったでした。ところで、参加作を全部追いかけているわけではないので、’70年代のグレート・ジャズ・トリオとか、何枚もアルバムを残しているのですが、そのあたり聴いてないのがちょっと残念と言えば残念。機会があれば。
Tempest In The Colosseum/V.S.O.P. The Quintet(Sony) - Recorded July 23, 1977. Herbie Hancock(P), Ron Carter(B), Freddie Hubbard(Tp), Wayne Shorter(Ts, Ss), Tony Williams(Ds) - 1. Eye Of The Hurricane 2. Diana 3. Eighty-one 4. Maiden Voyage 5. Lawra 6. Red Clay
田園コロシアムでのライヴ。収録時間は69分。ライヴなので、スパンが短くてもどんどん音源化され、曲も重ならないものが多く、聴く分には楽しいです。ここでも5人で曲を出し合っています(ハービー・ハンコック作が1、4曲目、ウェイン・ショーター作が2曲目、ロン・カーター作が3曲目、トニー・ウィリアムス作が5曲目、フレディ・ハバード作が6曲目)。これでもか、というほどの真剣勝負で、この盛り上がり方は尋常ではないと思うのですが、やはりハバードのトランペットだと、陽のほうへサウンドがふれる感じがします。穏やかな曲もありますけど、このメンバーでのまとまり方、絡み合い方はやはり素晴らしい。やはりこのグループは半端ではないものを持っています。この時代にこういうジャズ。また時代の流れが変わりました。
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