Don't Stop The Carnival/Sonny Rollins
トニー・ウィリアムスの24日目。今日もソニー・ロリンズのアルバムです。彼は’50-60年代のアルバムは有名だけど、’70年代以降けっこうアルバムを出しているけどそのあたりはあまり人気はないみたいです。ただ、どのアルバムをとってみても彼のマイペースぶりは健在で、このアルバムでもなかなかスゴいことになっています。今だったら70分ほどの収録だったらCD1枚にしてしまうんでしょうけど。ライヴとミキシングの関係か、トニーのドラム・ソロのところはかなりの迫力になってますね。ドナルド・バードの参加もいいし、1回は聴いてみてもいいんじゃないかなあ、と思います。好き嫌いは出てくるかもですが。
Don't Stop The Carnival/Sonny Rollins(Ts)(Milestone) - Recorded April 13 - 15, 1978. Donald Byrd(Tp, Flh on 6-10), Aurell Ray(G), Mak Soskin(P, Key), Jerry Harris(B), Tony Williams(Ds) - 1. Don't Stop The Carnival 2. Silver City 3. Autumn Nocturne 4. Camel 5. Introducing The Performers 6. Nobody Else But Me 7. Non-Cents 8. A Child's Prayer 9. President Hayes 10. Sais
CD2枚組のライヴで迫力満点。ただし収録時間は70分強。ソニー・ロリンズ作が1-2、4曲目、ドナルド・バード作が7-8曲目など。ロリンズはやはり陽気なカリプソのイメージが強く、1曲目のアルバムタイトル曲がまさにそのもので、強い印象を与えます。バップフレーズではないのにやはりこの人ならではの演奏ですね。2曲目もサックス・ソロから入って、そのまま4ビートで吹きまくり。バラード曲その他でも大ブロウなど、やはり大物。それにしてもソロで吹きまくりの場面が多いのはものすごい体力。4、6曲目はファンクの曲になってます。そして、トニーのドラムスはソロを含めかなり豪快な演奏になっているし、後半のバードの参加も見過ごせません。ゲストの扱いで、3日間のライヴの編集ですが、進行的にはいい感じか。
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