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2020/04/06

V.S.O.P./Herbie Hancock

Herbievsop トニー・ウィリアムスの17日目。ハービー・ハンコックとの競演作が続きます。時代は一気に’76年へ。競演をざっと見てみるとまだ当分枚数があるので、最後の一緒に直せるチャンスです。今このアルバムを聴き直してみると、演奏はいいんだけど、音のミキシングというか、例えばベースの音などが当時だなあ、と思わせる部分が多くて(ピアノもヤマハのCP-70という電子ピアノだし)、ちょっと演奏に入り込むのに時間がかかりました。ただ当初1回だけの予定だったV.S.O.P.がその後も続くということを考えると、貴重な記録だったのかなあ、と思わせる部分も多いですけど。まあ、演奏そのもので聴くか、出た音で聴くかによって、評価は分かれてくるのではないか、と思います。

 

V.S.O.P./Herbie Hancock(P)(Sony) - Recorded June 29, 1976. Ron Carter(B on 2-4), Freddie Hubbard(Tp on 2-4), Wayne Shorter(Ts, Ss on 2-4), Tony Williams(Ds on 2-4), Bennie Maupin(Afl, Ss, Ts on 5, 7), Billy Hart(Ds on 5, 7), Eddie Henderson(Tp, Flh on5, 7), Julian Priester(Ttb, Btb on 5, 7), Buster Williams(B on 5, 7), Paul Jackson(B on 8-9), James Levi(Ds on 8-9), Kenneth Nash(Per on 8-9), Ray Parker, Jr(G on 8-9), Wah Wah Watson(G, etc on 8-9) - 1. Piano Introduction 2. Maiden Voyage 3. Nefertiti 4. Introduction Of Players/Eye Of The Hurricane 5. Toys 6. Introductions 7. You'll Know When You Get There 8. Hang Up Your Hang Ups 9. Spider

邦題「ニューポートの追想」。本来V.S.O.P.は1回限りの演奏の予定だったのが、人気が出てしまい続くことに。ここでは3つのユニットによる演奏を聴くことができます。V.S.O.P.おなじみのユニットが1-4曲目(2-4曲目にトニー・ウィリアムスも参加)、5-7曲目のムワンディシのユニットと8-9曲目のヘッド・ハンターズ。エレキ・ピアノですが、イントロダクション的に1曲目がはじまり、有名な2曲目で、つかみどころを持っていき、同じ曲かと思うほど盛り上がりますが、この頃のベースの音のミキシングがちょっと気になるところ。3-4曲目と有名な曲が続きますが、あくまでも’70年代のサウンドのジャズとしてとらえた方がいいかも。ムワンディシは’70年頃の、ヘッド・ハンターズは、最初の録音とほぼ同時代なので、安心かも。

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