Live In U.S.A./V.S.O.P. The Quintet
トニー・ウィリアムスの21日目。実はここでの旧譜のアルバムコメントの手直し作業、1月1日では残り208枚だったのが、今の時点で99枚(待望の2桁)にまでなりました。新譜購入の少ない今年ではありますが、年内には終了させられるのでは、と思います。さて、V.S.O.P.ですけど、’79年のあたりまで、アルバムが完全版重複含めけっこう出てます。マイルス・バンドと同じで、どれを聴いても楽しいのだけど、その違いを文章化するのは難しいので、ちょっとグダグダ気味のコメントが続くかもしれません。このアルバムは「ニューポートの追想」よりは音もジャズしているし、練れてきた感じがあるので、聴くのはここからかな、とも思います。
Live In U.S.A./V.S.O.P. The Quintet(Sony) - Recorded July 16 and 18, 1977. Herbie Hancock(P), Ron Carter(B), Freddie Hubbard(Tp), Wayne Shorter(Ts, Ss), Tony Williams(Ds) - 1. One Of A Kind 2. Third Plane 3. Jessica 4. Lawra 5. a) Introduction Of Players b) Darts 6. Dolores 7. Little Waltz 8. Byrdlike
71分収録のライヴ。1作目がハービー・ハンコックのリーダー作として出ていたのに対し、こちらは5人がそれぞれ曲を対等に出し合って(ハンコックが3、5曲目、フレディ・ハバード作が1、8曲目、ロン・カーター作が2、7曲目、トニー・ウィリアムス作が4曲目、ウェイン・ショーター作が6曲目)、対等な演奏が繰り広げられています。ここではピアノはアコースティックなので、よりジャズしていますし。このメンバーでの、しかもはじめてではない顔合わせなので、迫力、ハプニング、まとまり、どれをとっても素晴らしいと思います。ライヴという性質上、再演曲で知っている曲が多いですけど、ここでの料理の仕方がマイルス・バンドと同様に面白く、何度もやっても飽きないと思います。エネルギー全開の中で3曲目のバラードがいい。
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