Marian McPartland's Piano Jazz Interview With Bill Evans
タイトルにはビル・エヴァンスの名前がwith形式で入ってますが、マリアン・マクパートランドがインタビューをして、ビルエヴァンスがそれに答えながらビアノを弾いてみせるという形式なので、いちおう競演作ということにしておきます。そして、これが知っている限りでは、コラボ企画としては彼の最後のアルバムというか録音になってます。まあ、ここまで追いかける必要があるかどうかは分かりませんが、対訳付きでごく普通に国内盤として売られていた時代もあったということで、実にいい時代を過ごしたなあ、と今では思っています。まだ’61年までのサイド参加作が34枚かな?残ってますが、とりあえず奥になっていて取りにくい位置のエヴァンス棚のところに置いてあるCDはこれで終わりです。
Marian McPartland's(P) Piano Jazz Interview With Bill Evans(P)(Fantasy) - Recorded November 6, 1978. Bill Evans(P) - 1. Opening Announcement: Kaleidoscope 2. Conversation 1: Waltz For Debby/All Of You 3. Conversation 2 4. Chat 1: In Your Own Sweet Way 5. Conversation 3: The Touch Of Your Lips 6. Coversation 4: Reflections In D 7. Conversation 5 8. Conversation 6: Days Of Wine And Roses 9.This Is All i Ask/While We're Young/I Love You
何と放送用のインタヴューに演奏を交えたものまでアルバム化してしまうところにビル・エヴァンスの人気がうかがえます。質問に答えながら、あるいは説明しながらピアノで曲を弾いて見せるので、いくつかの疑問点は解決されました。聴くためのアルバムかというと、ちょっと?ですが。会話の部分が多くて元々が放送用の音源だったせいか、収録時間は58分あります。さすがに会話自体を英語で聞き取ることは私はできなくて、国内盤のCDのジャケットの中にある翻訳を見ながらという感じにはなってしまいます。アルバムの中では、どちらかと言うと会話の時間が長く感じるので、やはりそこまでエヴァンスを追いかけたい人向け、ということになると思います。ただ演奏はさすがでした。こういうのが国内盤で出ていたのも驚き。
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