Bill Evans At Town Hall
ビル・エヴァンスのリーダー作の16日目。この後はベーシストが主にエディ・ゴメスとマーク・ジョンソンの後期に入るので、残りの4枚はソロ作、クインテット作を残して、トリオは一段落になります。長かったあ。似たような印象になってしまうのをコメントを書いていく自信がなかったのですが、やってみると何とかなるもんですね。まあその巧拙はともかくとして。このアルバムではCDならではの53分収録ということと、5曲目に長いソロのメドレーがあるということで、それが特徴というか、ポイントになると思います。チャック・イスラエルの最後のアルバムということも忘れられないですね。
Bill Evans(P) At Town Hall(Verve) - Recorded February 21, 1966. Chuck Israels(B), Arnord Wise(Ds) - 1. I Should Care 2. Spring Is Here 3. Who Can I Turn To (When Nobody Needs Me) 4. Make Someone Happy 5. Solo-In Memory Of His Father, Harry L. Evans, 1891-1966: Prologue, Improvisation On Two Themes, Story Line, Turn Out The Stars, Epilogue 6. Beautiful Love 7. My Foolish Heart Bonus Track: 8. One For Helen
ビル・エヴァンスの作曲は5曲目のメドレーとボーナス・トラックの8曲目で、他はスタンダードなど。ただしLP時代は1-5曲目での発売であったようです。タウン・ホールでのライヴ。拍手の鳴り方からすると、大きい会場でのコンサートです。こういう場合、スタンダードが中心になるので、聴きやすいという点ではオススメ。ここでは、5曲目のメドレーのソロ・ピアノが、演奏も良く、他で聴くことは出来ないのでいいかと。やはりLP時代のラストでもあり、ここがヤマになるのでは。ドラマーはここでしか聴くことができない人が参加。おなじみの曲も多いので、ライヴでも親しみやすい演奏なのでは。聴きやすい、滋味のある演奏が並んでいます。チャック・イスラエルはこのアルバムで交代へ。ここもクリード・テイラーのプロデュースです。
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