Tokyo Live/Tony Williams
トニー・ウィリアムスの10日目。今日はブルーノートでの最終作で、しかもCD2枚組のライヴ。収録時間も141分とかなり長いので、土曜を選んで聴きました。新生ブルーノートからの再演作ということですが、1曲あたり10分を超える曲がかなりあるので聴きごたえは十分。スタジオ録音でのドラムスは少々大きい入力かなあ、と思っていたのですが、ライヴになると音量的にはあまり絞ってない、というか同じかもしれないですけど、もっとバランス良く聴こえます。まあ、収録時間が長いということで、今まではなかなかハードルが高かったのですけど、いざ聴いてみると、非常に良かったアルバムの1枚になりました。最近はこういうこと、多いですね。
(追記)トランぺッターのウォレス・ルーニーがコロナウィルスが原因で3月31日に亡くなったそうです。奇しくもこのアルバムを含め、彼の参加作品を連日聴いてきてました。RIP
Tokyo Live/Tony Williams(Ds)(Blue Note) - Recorded March 2-8, 1992. Wallace Roney(Tp), Bill Pierce(Ss, Ts), Mulgrew Miller(P), Ira Coleman(B) - 1. Geo Rose 2. Blackbird 3. Ancient Eyes 4. Citadel 5. Warriors 6. Angel Street 7. Sister Cheryl 8. The Slump 9. Mutants On The Beach 10. Civilization 11. Crystal Palace 12. Life Of The Party 13. The Announcements
邦題は「ザ・ブルーノート・ライヴ」で2枚組。収録時間も141分とかなり長め。2曲目を除き、トニー・ウィリアムスの作曲。やはりライヴだと1曲あたりの演奏時間も長くなるので、それだけ曲にひたることができると思います。再演曲ばかりで、新生ブルーノート時代の演奏が取り上げられていますが、このグループならではのまとまりと、ライヴの臨場感で、ここでもドラムスはパワフル。ただ、ライヴと言うことで、スタジオ録音ほどにはドラムスを目立たせていないような感じ。「Civilization」からの曲が多いですけど、それはあまり気にはなりません。7曲目とか、このメンバーとは違うメンバーでのスタジオ録音もあったので、比較してみると面白いかも。このアルバムが彼のブルーノート最後のアルバムで、集大成的な要素もあり。
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