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2020/02/05

Easy To Love/Bill Evans

Billeasyto 今日から20回でビル・エヴァンスのリーダー作を聴いていきます。今日はその1回目。とは言うものの、’99年以後の購入CDと、ポール・モチアン、ゲイリー・ピーコック、ジャック・ディジョネット、エディ・ゴメス、マーク・ジョンソン参加作はすでに終わっています。なので、’60年代までがうち17枚あったり、半分落穂ひろい的なアルバムもあったりしますが、その点はご容赦を。予想ではエヴァンスは手直しのラストになる予定だったんですけど、それは競演/サイド参加作だけが、たぶんラストになります。それにしても彼が亡くなった後に発売されたアルバムがけっこう多いということが、改めてわかりました。

 

Easy To Love/Bill Evans(P)(Riverside) - Recorded September 27, 1956, December 15, 1958 and April 4, 1962. - 1. I've Got It Bad (And That Ain't Good) 2. Waltz For Debby 3. My Romance 4. Peace Piece 5. Lucky To Be Me 6. Some Other Time 7. Epilogue 8. Danny Boy 9. Like Someone In Love 10. In Your Own Sweet Way 11. Easy To Love

ビル・エヴァンスの亡くなった後に発表された、ピアノソロの未発表曲を中心にまとめられたもの。初期のものが中心なので貴重。’56年録音が1-3曲目(これのみモノラル)、’58年録音が4-7曲目、’62年録音が8-11曲目。エヴァンスの作曲ないし共作は2、4、7曲目。静かな演奏が多く、聴いていて安らぎます。やはり’56年あたりでも十分エヴァンスの個性が出てますが、そこから’62年に行くにつれて、完全に彼のピアノになっていく進化も見られます。やはりエヴァンスはエヴァンスだったという。まあ、落穂ひろいというか、アウトテイク感もある程度ありますが、それでも完成度はなかなか高く、ファンなら一度は耳を通しておいてもいいのでは、と思います。この時期のソロ・ピアノ集という希少感がかなりありますし。

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