Empathy/Bill Evans
ビル・エヴァンスのリーダー作の5日目。ヴァーヴ移籍になりますが、この直後にもまだリヴァーサイドで録音をしています。おそらくそちらは消化試合だったのではないかと。録音されてすぐ発売のものもあれば、だいぶたってからのアルバムもあったり、マイルストーンからのは発掘音源かな、とかまとめて聴いてみて分かるようになってきました。音源的にはどれも安定してはいるのだけど、やはり順番的には当初発売されたアルバムからかなあ、なんてことを思っています。今日のアルバムはメンバー的にも、曲的にも個性的なアルバムなので、一度は聴いておいてもいいアルバムではないかなあ、と思います。収録時間は少し短めですけど。
Empathy/Bill Evans(P)(Verve) - Recorded August 14, 1962. Shelly Manne(Ds), Monty Budwig(B) - 1. The Washington Twist 2. Danny Boy 3. Let's Go Back To The Waltz 4. With A Song In My Heart 5. Goodbye 6. I Believe In You
ヴァーヴ移籍第一弾。曲はスタンダード集で、収録時間は35分ほど。曲目も普段はやらないようなものが多め。なので、ピアノの弾き方も普段とは少々違っている気も。ここではシェリー・マンのドラムが個性的。曲によっては前面に出てくることも。彼の影響なのでしょうか、心持ち演奏が明るい感じ。当時、シェリー・マンはかなり有名なドラマーでした。いつものベースとドラムスでという安心感もありますが、時々リズムセクションが代わることも、マンネリを打破するうえでは重要なのかも。曲目のこともあり、最初から最後まで新鮮な気持ちで聴けます。1曲目の独特なノリもいいけれど、2、5曲目のしっとりとしたバラードもなかなか。そして3曲目のややアップテンポもある緊張感。そんな中4、6曲目はエヴァンスのマイペース。
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