Green Dolphin Street/Bill Evans
ビル・エヴァンスのリーダー作の3日目。今日のアルバムは、有名なアルバムですけど、発売されたのは’77年らしいです。私が買ったのはCD化されてからなので、あまり後から出たというイメージはないのですが、このメンバーでということは、画期的な音源だったと思います。確かに7曲目だけ別なセッションだったり、5-6曲目がテイク違いで時間を調整しているのではないかと、今考えるとそうも思えるのですけど、このアルバムを聴いた当初は、かなりハマりました。それだけいいアルバムだと思うのです。この時期のアルバムの主なものは、紙ジャケが出始めた当時のものに買いなおしているので、すべて当時のリマスター。’95年頃のことだったかな?
Green Dolphin Street/Bill Evans(P)(Riverside) - Recorded January 1959 Paul Chambers(B), Philly Joe Jones(Ds) - Recorded August 21, 1962. Zoot Sims(As), Jim Hall(G), Bill Evans(P), Ron Carter(B), Philly Joe Jones(Ds) - 1. You And The Night And The Music 2. My Heart Stood Still 3. Green Dolphin Street 4. How An I To Know? 5. Woody'n You(Take 1) 6. Woody'n You(Take 2) 7. Loose Bloose
7曲目のみクインテットで’62年録音。そしてこの曲のみステレオでビル・エヴァンスの作曲。ずっと後になって発売されたアルバムだけど、特にトリオのメンバーはそのあたりの時期のマイルス・バンドのメンバーだけに貴重なトリオ。これはもう、最初の1曲のピアノだけでも買う価値ありだと思います。エヴァンスのピアノというのがこれでもかと言わんばかりに堪能できます。こういうのは絶対真似のできないピアノ。後から出たものでも、7曲目のみ異色でも、それでも名盤になりうる要素は十分。まあ、5-6曲目がテイク違いだったりもして、収録時間合わせと言えないこともないけど、文句を言う人はいないでしょう。もともと出ていたこの時期のアルバムが名盤ぞろいなだけに、これもそれに加えておきたいところ。印象深いです。
« Everybody Digs Bill Evans | トップページ | Interplay/Bill Evans Quintet »
「音楽」カテゴリの記事
- Celebration Vol.1/Wayne Shorter(2024.09.08)
- Twentyfour/Al Di Meola(2024.09.05)
- Transylvanian Dance/Lucian Ban, Mat Maneri(2024.09.04)
- Keel Road/Danish String Quartet(2024.09.03)
- Moondial/Pat Metheny(2024.09.02)
「ジャズ」カテゴリの記事
- Celebration Vol.1/Wayne Shorter(2024.09.08)
- Twentyfour/Al Di Meola(2024.09.05)
- Transylvanian Dance/Lucian Ban, Mat Maneri(2024.09.04)
- Moondial/Pat Metheny(2024.09.02)
- パープル/ミロスラフ・ヴィトウス(2024.08.18)
« Everybody Digs Bill Evans | トップページ | Interplay/Bill Evans Quintet »
コメント