Upside Down/Claudio Scolari Project
久しぶりの新譜で、イタリアからのCDです。日本ではAmazonなどでのダウンロードが入手しやすいと思いますし、ストリーミングでClaudio Scolariと検索すると何枚もアルバムが出てきますので、まずがストリーミングで聴いてみてから、というのもいいと思います。ヨーロッパは日本に比べてダウンロードや配信の比率が高くなっているので。静かめのファンクにピアノやキーボード、シンセサイザーが乗っかって、ドラムスもあまり派手ではないですけど、不思議な深いサウンドの色合いを持っていると思います。音量を少し絞り気味にして聴くとなかなかいい雰囲気。今だと、まずストリーミングで聴いてください、って言えるのが、分かりやすくていいですね。ダウンロードでも1曲ごとに買えるので、久しぶりに曲順での紹介になりました。
Upside Down/Claudio Scolari(Ds, Synth Prog) Project(Self-Produced)(輸入盤) - Released October 2019. Daniele Cavalca(Synth, Key, P, Ds), Simone Scolari(Tp), Michele Cavalca(B) - 1. Smoke In C Minor 2. Underground Soul 3. Upside Road 4. And I'll Make You Smile 5. Upside Down 6. Twister 7. Syrah Hangover 8. Wired 9. Bismantova Castle 10. Fast And Last
(20/02/16)全曲Claudio ScolariとDaniele Cavalcaの作曲。割と静かなファンクの曲が多く、インプロヴィゼーションとメロディを行ったり来たりする鍵盤の音がいい感じ。1曲目はベースレスだけどうまくマッチングしています。ややロック的でもあり、トランペットとベースが加わりミステリアスな色合いのサウンドが魅力的な2曲目、ドラムスとキーボードでインプロ的なやり取りが楽しめる3曲目、ファンクではじまったと思ったら4ビートも少しあるちょっとラフな4曲目、タイトル曲の5曲目はレゲエ的なリズムに加え、淡々としたやり取りがなかなかいい感じ。ドラムス2台の静かなやり取りの6曲目、キーボードが目立ちつつ、渋いサウンドのファンクの7-8曲目、ベース中心の静かなバラードの9曲目、やや激しいドラムスの10曲目。
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