Time Remembered/Bill Evans Trio
ビル・エヴァンスのリーダー作の11日目。またしても未発表曲集ですが、こういうのを一つ一つ昔は買っていたのは、やはりエヴァンスが好きだったからかな、と思います。マイルス・デイヴィスの基本的なアルバムも追いかけてましたが、そちらほどサウンドに変遷があるわけではなく、ごく初期のものを除いてけっこうマイペースに演奏していたので、録音時期も気にせずにあちこち出たものを当時は国内盤で集めていました。自分自身輸入盤にスイッチが切り替わりはじめたのは’98年頃だったと思うので、エヴァンスのアルバムの大半はそれ以前に出たものということになります。これはCDでは’92年に出たものだったかなあ。
Time Remembered/Bill Evans(P) Trio(Riverside) - Recorded May 30-31, 1963. Chuck Israels(B), Larry Bunker(Ds) - 1. Lover Man 2. Who Cares? 3. What Is This Thing Called Love? 4. How About You? 5. Everything Happens To Me 6. In A Sentimental Mood 7. My heart Stood Still 8. Time Remembered
「ビル・エヴァンス・アット・シェリーズ・マン・ホール」の未発表曲集で、だいぶ後になってから世に出たもの。これだけ素晴らしい演奏がオクラ入りになってしまうのももったいない話ですが、発売されて感謝です。このトリオは地味めですが、聴きやすいサウンドになっていると思います。 エヴァンスの作曲は8曲目のみですが、スタンダード中心の曲の演奏は耳にも優しくて、それが落ち着いたベースとドラムスに支えられていて、安心して聴けます。おなじみの曲がほとんどですけれども、配列も未発表曲集にしてはなかなか考えられているかなあと。どこまでもマイペースなエヴァンスと言っても、それがやはり最高のピアノのミュージシャンである限り、どれを聴いてもなかなかと思わせるものを持っています。7曲目はアップテンポ。
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