Live At The Bottom Line/The Gadd Gang
エディ・ゴメスの競演・参加作の31日目にして最終日。ジャズのホームページが、まさかザ・ガッド・ギャングのR&Bのアルバムを2枚紹介して締めくくるとは思ってませんでしたが、発売当時はリアルタイムで聴いていて、こういうサウンド、けっこう好みだったと思います。ただ、ゴメス中心に聴いていくと、ちょっと拍子抜けだったかもしれませんけど。久しぶりに聴いてみて、やっぱりこういう音楽も楽しい、ということが改めて分かったのです。今まで、とにかくエヴァンス関連が手つかずが多かったので、このブログでもエヴァンスのリーダー作中心にはなってしまいましたが、次は、そのエヴァンスのリーダー作という観点から残りを取り上げていこうかと思います(汗)。
Live At The Bottom Line/The Gadd Gang(A Touch) - Recorded September 22, 1988. Steve Gadd(Ds), Cornell Dupree(G), Eddie Gomez(B), Richard Tee(P, Key, Org), Ronnie Cuber(Bs) - 1. Watching The River Flow 2. Way Back Home 3. My Girl/Them Changes 4. A Whiter Shade Of Pale 5. My Little Brother 6. Che Ore So' 7. Singed, Sealed, Delivered I'm Yours 8. Honkey Tonk/I Can't Stop Loving You
ザ・ガッド・ギャングのライヴ。ライヴでもリラックスした演奏を繰り広げています。5曲目はスティーヴ・ガッドとリチャード・ティーの共作だし、1曲目はボブ・ディランの曲。スタジオ録音の再演曲も多めにありますし。楽しんでリラックスしているし、こういう味のあるプレイはなかなかベテランでないと出ないものです。リチャード・ティーやロニー・キューバー(あえてバリトン・サックスなのが渋い)がけっこうハマってしまいます。たまにはR&Bもいいものだなあと、これもリアルタイムで聴いていましたが、思いました。グループで(しかもA Touchレーベルなので日本企画かな?)3枚のアルバムを出して、いつもはジャズやフュージョンをやっていてもこういう音楽も演るんだ、という主張を残したガッドはテクニックばかりでなくやはりスゴい。
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