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2020/02/06

Everybody Digs Bill Evans

Billeverybo ビル・エヴァンスのリーダー作の2日目。早速有名盤になってしまいましたが、昔はこのあたり何度も聴いていたアルバムで、愛着は大きいです。その分、コメントの文章がしどろもどろになってしまっているような感じがありますけど。今聴くと、ボーナストラックの11曲目もソロなんですけど、小品を含め、ソロの演奏が多めですね。トリオでの演奏といいコントラストになっているというか。昔の短いコメントにはベース、ドラムスが少々平凡などと書いてありましたけど、今聴くと、これはこれでけっこういいコンビではあります。これからも有名盤にあたる可能性が高いですが、皆が聴いているアルバムだけに、ちょっと緊張しますね(笑)。

 

Everybody Digs Bill Evans(P)(Riverside) - Recorded December 15, 1958. Sam Jones(B), Philly Joe Jones(Ds) - 1. Minority 2. Young And Foolish 3. Lucky To Be Me 4. Night And Day 5. Epilogue 6. Tenderly 7. Peace Piece 8. What Is There To Say? 9. Oleo 10. Epilogue Bonus Track: 11. Some Other Time

ビル・エヴァンスの作曲は5、7、10曲目。5、10曲目は小品で、同じ曲。繊細!のひとこと。2、3曲目など、バラードの曲が特に印象的。想定されるコード進行から、どうしてこの音程(フレーズ)がくるのかと、知的な意外性を楽しませてくれます。’58年という年を考えると、こういうピアノのフレージングは、もはや彼独自なものと思えます。もちろん、7曲目のピース・ピースの極限状況での静かなフレーズにただただ感激しました。数あるテイクの中でも、これが一番いいのでは、と思わせます。アルバムではベースとドラムも素晴らしいのだけれど、ラファロ、モチアンの組み合わせと比べるとオーソドックスかな、という感じも。それでも、このトリオの演奏もなかなか味があります。4曲目はいい雰囲気で、こう来たのかという印象。

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