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2020/01/30

Music Of Bill Evans/Kronos Quartet

Kronosbill エディ・ゴメスの競演・参加作の28日目。今日は弦楽四重奏団のクロノス・クァルテットがビル・エヴァンスの曲を演奏するアルバムです。この四重奏団、現代音楽畑ではけっこう当時も有名だったらしいのですが、ジャズ方面のアルバムではロン・カーターをゲストに迎えた「モンク・スイート」とこのアルバムと、2枚なぜか持ってます。ジャズに合わせてというわけではないのでしょうが、四重奏団の難解さはなく、うまくジャズにフィットしている感じです。とは言うものの、4人だけでの演奏はクラシック側からジャズを見ている感じですけど。もともとは即興的な演奏の「ピース・ピース」もうまくアレンジできているなあ、という印象です。

 

Music Of Bill Evans/Kronos Quartet(Landmark) - Recorded Autumn 1985. David Harrington(Vln), John Sherba(Vln), Hank Duit(Viola), Joan Jeanrenaud(Cello), Eddie Gomez(B on 1-3), Jim Hall(G on 6-8) - 1. Waltz For Debby 2. Very Early 3. Nardis 4. Re: Person I Knew 5. Time Remembered 6. Walking Up 7. Turn Out The Stars 8. Five 9. Peace Piece

ビル・エヴァンスの作曲は3、7曲目以外の全曲。エディ・ゴメスは1-3曲目に、6-8曲目にはジム・ホールが参加。不思議とエヴァンスの曲は弦楽四重奏の演奏がよく似合います。ジャズのフィーリングはその分薄められますが、BGM的な聴き方をしてもいい感じ。できればゴメスがもっと他の曲にも参加していれば、と思いますが。 ここではゴメスはソロの部分では活躍しているにしても、他の部分では、少し地味めなウォーキング・ベースに徹していて、それでも存在感を示しているのはすばらしいところ。まあ、曲がおなじみの曲が多いというのも聴かせどころかも。四重奏での4人だけの演奏もなかなかいいのですが、ホールはホールで渋いギターを聴かせてくれています。9曲目に「ピース・ピース」があるあたり通好みかも。

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