Montoreux III/Bill Evans
エディ・ゴメスの競演・参加作の22日目。ビル・エヴァンスとのアルバムは26日目まで続くのですが、アクセスのことはともかく、手直しの残りが2人ダブっているため、今日の時点で残り170枚にまで減りました。1月中にここまで減ってくれると今年中のホームページのアルバムコメントの手直し終わりも実現性を帯びてきました。さて、エヴァンスとのアルバムも時系列で追っていくと、当初発売されたアルバムとあとに公式盤化されて発売されたものとゴッチャになってしまって混乱気味ですが、それでも音の進化とか変化はより分かるような気がします。問題は音源として今も聴けるのかどうか(CD、LP、配信に関わらず聴く手段があるか)なんですけど。
Montoreux III/Bill Evans(P)(Fantasy) - Recorded July 20, 1975. Eddie Gomez(B) - 1. Elsa 2. Milano 3. Venutian Rhythm Dance 4. Django 5. But Beautiful 6. Minha (All Mine) 7. Driftin' 8. I Love You 9. The Summer Knows 10. In A Sentimantal Mood
レコード会社を変えながら出ているモントルー・ジャズ・フェスティヴァルでのライヴの3枚目。ここではデュオで演奏しています。ビル・エヴァンスの作曲はなく、彼おなじみの曲やスタンダードなども。ジャンゴ、ミラノなどジョン・ルイス作曲のものもあって、他ではあまり聴けない曲もあります。選曲はおなじみのもの、そうでないものも含め、エヴァンスの美学に貫かれていると思います。 ゴメスとのデュオは音源としてはあまりなく、この時期に集中しているので、あくまでもドラマー探しの間の演奏の一環だと思いますが、それだけにしておくのはもったいないぐらいにいい演奏です。ピチカート奏法だけではなくて、アルコ奏法もなかなか。ここでもエレクトリックピアノも使用している場面がありますが、それはやはり好みの問題かも。
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