Blue In Green/Bill Evans
エディ・ゴメスの競演・参加作の20日目。発掘盤がまた出てきます、やはり多いですね。聴きたいという需要があるのだから、音源がどんどん出てくるのは当たり前のことなんですが。今日のアルバムはビル・エヴァンスのオリジナルが多いのと、マイルス・デイヴィスゆかりの曲が2曲あるのが特徴です。ライヴ盤でも少しずつ変化していますね。それでも20回もエヴァンス関係のアルバムが、しかも時系列で短い期間の間にこんなに出てくると、実はアクセスも訪問者の方が飽きてきたのか、少し減ってしまっていますが(笑)。それでも、今聴いておかなくてはいつ聴くのだ、という姿勢で聴いています。まとめて聴くにはいいチャンスなので。手持ちの中ではマーティ・モレルが最後に参加したアルバム。
Blue In Green/Bill Evans(P)(Milestone) - Recorded August 1974. Eddie Gomez(B), Marty Morrell(Ds) - 1. One For Helen 2. The Two Lonely People 3. What Are You Doing The Rest Of Your Life 4. So What 5. Very Early 6. If You Could See Me Now 7. 34 Skidoo 8. Blue In Green 9. T.T.T.-Twelve Tone Tune
カナダでのライヴ録音で、カナダの放送局が録音し、’91年になってはじめて発売されたもの。ビル・エヴァンスの作曲ないし共作は、1、5、7-9曲目と多め。マイルス・デイヴィスのSo Whatも4曲目にあります。これとタイトル曲の8曲目で、マイルスとの演奏を思い出すような気も。音はまあまあ良い。順番に聴いてきて、どのアルバムも素晴らしいので、だんだん優劣をつける判断がなくなってきました。それでも相変わらずのエヴァンス節を聴かせてくれます。何枚も聴いていても、あまりマンネリ感がないのは、そこが軸になっているからかも。ライヴなので、その場でのアドリブの違いにより少しずつ変化も見せているし、そこに基調となるサウンドを、一定しているクォリティで聴かせてくれているのも大きいのかと思いますね。
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