Eloquence/Bill Evans
エディ・ゴメスの競演・参加作の15日目。ゴメスの時系列の順番で行くと、もっと後に出てくるのですが、今回はビル・エヴァンスの録音日付で順番に聴いていってます。有名すぎるゆえにFantasyレーベルからも、ある意味寄せ集めてきなアルバムが出てしまうのは、ファンにとってはうれしいけど、どうなんでしょうね。ビル・エヴァンスを集めている人は多いのでしょうけど、網羅するのがけっこうしんどいことになっているようです。彼は基本的にはピアノ・トリオでの演奏に重点を置いているので、ソロやデュオの音源はそんなに多くなく、そういう意味ではこのアルバムも貴重なのかな、と思いますけれども。
Eloquence/Bill Evans(P)(Fantasy) - Recorded (November 1973), July 10 and 20, 1974 (and December 16-18, 1975). Eddie Gomez(B on 1-4) - 1. Gone With The Wind 2. Saudage Do Brasil 3. In A Sentimental Mood 4. But beautiful 5. All Of You 6. Since We Met 7. Medley: But Not For Me, Isn't It Romantic, The Opener 8. When In Rome 9. It Amazes Me
邦題「ビル・エヴァンスの肖像」。エヴァンスの亡きあとの’82年にはじめて発表。彼の作曲は6曲目と7曲目メドレーの最後の部分。5曲目以降がソロ・ピアノで、1-4曲目はデュオ。録音日もバラバラだし、スタジオ録音とライヴが混ざっているしで、寄せ集めの感がないでもありませんが、聴いてみるとけっこう素晴らしいものがあります。1、2曲目などエレピも使用している曲があります。彼の特徴として、1曲の中でアコースティック・ピアノとエレクトリック・ピアノとを交互に弾いていってます。彼がそういうことをやっていたのはおおむねこの時期だけなんですが、そういう時代だったのでしょうね。 デュオでもソロでも、彼の演奏から受ける印象があまり変わらないのは、やはりインパクトは相当強いものがあったのだと思ってます。
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