Landscapes/Rena Rama
JAPOレーベルの未CD化作ストリーミング配信聴き。今日のアルバムにはボボ・ステンソンとパレ・ダニエルソンが参加しています。これだけで期待値は高まりますが、やはりECMではないということで、スピリチュアルやフリー的になるところもあります。当時はThomas Stwosandがこのレーベルのプロデューサーをやることが多かったからかどうか。それにしてもこのグループが’70年代の前半から’80年代にかけて、時々メンバー交替をしながら続いていたことは知りませんでした。ヨーロッパではけっこう有名だったそうですよ。いろいろ聴いていても、まだまだ知らないことはいっぱいあるようですね。
Landscapes/Rena Rama(JAPO60020)(ストリーミング配信) - Recorded June 1977. Lennert Aberg(Ts, Ss, Per), Bobo Stenson(P, Per), Palle Danielsson(B), Leroy Lowe(Ds, Per) - 1. Enok 2. Rumanian Folk Song 3. Circle Dance 4. Pa Campagnan II 5. Royal Song From Dahomey
(19/12/12)4-5曲目がLennert Aberg作、2-3曲目がPalle Danielsson作、1曲目がBobo Stenson作。長く活動したグループだけど、JAPOから出たのはこの1枚だけ。ステンソンとダニエルソンの参加が興味を引きます。長いドラム・ソロではじまって、そこにある意味耽美的かつ活発なピアノと、ベースが乗っかって、その後サックスが加わり明るめにフリー的にも進んでいく12分台の曲の1曲目、5拍子基調でエキゾチックなメロディを持ちつつ、ちょっとモーダルな雰囲気も持つ2曲目、やや自由な展開で、それでも4ビートで進む部分もあってやや哀愁も含む3曲目、スピリチュアルな雰囲気もあってフリーで全開のところが多く、突っ走っている感じもある4曲目、8分の6拍子でマイナー調のテーマが印象的な旋律の5曲目。
(’19年7月より順次配信)
« Light Lines/Manfred Schoof Quintet | トップページ | OM With Dom Um Romao »
「音楽」カテゴリの記事
- トレント/藤井郷子(2023.06.06)
- CD処分にあたって書かなかったひとつの理由(2023.05.28)
- CD(レコード)を処分するかどうかの分水嶺(2023.05.26)
- 買い取られたCDを追っかけてみる(その2)(2023.05.21)
- Eventually/Jacob Young/Mats Eilertsen/Audun Kleive(2023.05.20)
「ジャズ」カテゴリの記事
- トレント/藤井郷子(2023.06.06)
- Eventually/Jacob Young/Mats Eilertsen/Audun Kleive(2023.05.20)
- Leaving/Richie Beirach(2023.05.19)
- Our Daily Bread/Trio Tapestry/Joe Lovano(2023.05.18)
- Vagabond/Dominic Miller(2023.05.16)
「JAPOレーベル」カテゴリの記事
- Horizons/Manfred Schoof Quintet(2021.12.30)
- Partial Solar Eclipse/Lennart Aberg(2021.12.18)
- System Tandem/Jiri Stivin/Rudolf Dasek(2021.10.21)
- Understanding/Bobby Naughton Units(2020.12.23)
- Ancient Africa/Dollar Brand(2020.12.14)
「ストリーミング」カテゴリの記事
- ストリーミングと私(2023.05.30)
- 処分した中から何枚かの買い戻し(2023.05.10)
- Live In Italy/John Patitucci Trio(2023.02.26)
- 「mora qualitas」が来年(’22年)3月にサービス終了(2021.12.06)
- One/Bob James がリマスターされた(2021.07.17)
« Light Lines/Manfred Schoof Quintet | トップページ | OM With Dom Um Romao »
コメント