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2019/12/13

Light Lines/Manfred Schoof Quintet

60019 JAPOレーベルのECMにて別番号でCDBOX化盤。このグループは3枚のアルバムがJAPOから出ていて、2枚は全曲BOX化されているのですが、もう1枚は2曲カットされていて、配信もECM盤の方でしかないので、残り1枚は全曲聴くことができないのが残念ではあります。それでもECMBOXで聴いた時と、オリジナルの曲をその曲順で聴いた時と印象が違うので、そういう意味では聴けたものは収穫だったなあ、という気もしています。このアルバムも録音したのは’77年で、その時代の演奏としては、かっちりした部分とアヴァンギャルドな部分が混在していて面白いアルバムに仕上がっているなあ、と思います。まあ、ある意味聴いたつもりになっていた盤か。JAPOもあと聴かなければ、というのが8枚あります。ECMより少ないとはいえ、もう少しご辛抱を。

 

Light Lines/Manfred Schoof(Tp, Flh) Quintet(JAPO 60019)(ECMにて別番号でCDBOX化) - Recorded December 1977. Michel Pilz(Bcl), Jasper Van't Hof(P, Key, Org), Gunter Lenz(B), Ralf Hubner(Ds) - 1. Source 2. Light Lines 3. Criterium 4. Lonesome Defender 5. Rezonance

(19/12/11)1-2、5曲目がManfred Schoof作、3曲目がJasper Van't Hof作、4曲目がRalf Hubner作。ECMでCDBOX化され、再発されたのもわかるような演奏で、時々アヴァンギャルドなサウンドもあるグループの2作目。ひっそりと静かな出だしから、にぎやかな演奏になったり戻ったり、アヴァンギャルドな雰囲気のソロも多い11分台の1曲目、バスクラリネットではじまる、ソロは速いパッセージが多いミステリアスなバラードの2曲目、朗々としたテーマでそのままゆったりとアドリブの方に入っていく、やはりバラードの3曲目、ピアノがドラマチックにはじまり、その後、メロディアスなホーンでゆったりと進む4曲目、割とテーマが落ち着いていてカチッとした構成の感じもあり、アドリブの部分もメロディアスに聴かせてくれる5曲目。

’09年に全曲Resonance/Manfred Schoof(ECM 2093/94)のBOXとして再発。

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