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2019/12/05

The Philosophy Of The Flugelhorn/Herbert Joos

60004 JAPOの未CD化作ストリーミング配信聴き。JAPOの方はECMに比べて求心力が少し弱めで、聴いていてなるほどなあ、と思わせるものが多いのですが、これもその1枚。’73年の録音だったら、ECMの方がもっといいのがあるぞ、的な感じで。でも、両者はある意味一体なので、できる限り聴いていきたいと思います。枚数もそんなには多くないし。’73年の時点でひとり多重録音をやっていたのは画期的で、当時これを聴いていたら、というのと今聴くと、というのでは意味が違ってくるのでは、と思います。ただ、やはり時代の流れには乗れなかったようで、こういう録音がありました、という記録的な意味合いで個人的には聴いているような気がしてます。

 

The Philosophy Of The Flugelhorn/Herbert Joos(Flh, B, B-Recorder, Bamboo-Fl, Mellophone, Tp, Alto-Horn, P, Vib, Per)(JAPO 60004)(ストリーミング配信) - Recorded July 1973. - 1. The Philosophy Of The Flugelhorn 2. The Warm Body Of True Love 3. Skarabaus II 4. Rainbow 5. The Joker 6. An Evening With The Vampire

(19/11/25)全曲Herbert Joosの作曲でひとり多重録音。1曲目は鳥の鳴き声(を模した楽器)も入って、木管楽器の温かめな音で、牧歌的な風景を彩っています。やや野暮ったいかなとも思えるサウンドがいいところかも。13分台の大曲で、フリューゲルホーンをテーマにした曲名ではあるのですが。出だしのホーンのアンサンブルはなかなかなテーマだけど、フリーの一本調子の部分があるのではと思う2曲目、テンポ的には同じくらいで、アンサンブル的にはホーンの数が多くなって、一部鍵盤も入る3曲目、ヴァイブラフォンも入って、どことなく牧歌的な感じもあるゆったりした4曲目、ホーンでも高音域の多めな楽器がいくつか舞い踊る感じの小品の5曲目、これまた小品の、幻想的なフリーとでもいう感じの曲の6曲目。

(’19年7月より順次配信)

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