Rautionaha/OM
JAPO未CD化作のストリーミング配信聴き。今日のアルバムのグループ、OMはJAPOでは何枚も出していて、やはりこのレーベルでも繰り返し出す人と1枚で消えていく人がはっきり分かれています。それでもその後ECMに移って継続して出すのはStephan Micusだけだったかなとも思いますが。ECMの傍系レーベルではあっても、聴いていてなかなか面白いです。OMのようにスピリチュアルな雰囲気を持っていると、やはりこちらで紹介していて正解かな、とも思えますが、まあ、何はともあれストリーミング配信で聴けるのは幸いです。せめてセレクト盤だけではなくて、BOX盤でのECMの紹介も期待してはいたのですけど。
Rautionaha/OM(JAPO 60016)(ストリーミング配信) - Recorded December 1976. Urs Leimgruber(Ss, Ts, Bcl, Per), Christy doran(G), Bobby Burri(B), Fredy Studer(Ds, Per) - 1. For Ursi 2. Stephanie 3. Song For My Lady 4. Rautionaha
(19/12/10)2、4曲目がBobby Burri作、1曲目がChristy doran作、3曲目がUrs Leimgruber作。JAPOに4作あるうちの2作目。フリーに近いようなスピリチュアルなサウンドは相変わらずだけど、そこにエレクトリック・ギターが加わっているところが特徴的。1曲目も何となく呪術的な雰囲気もあるようなサウンドで割とガンガン迫ってきます。やはりこのギターとサックスなどのホーンでのフロントの感じがいいと思います。出だしで鐘などのパーカッションの鳴る中、少しおどろおどろしくスローに盛り上がりつつ展開していく2曲目、ベースのアルコの上をホーンがゆったり演奏する出だしから、バラード調にミステリアスに展開する3曲目、いきなり速いパッセージのテーマではじまり、8ビート的にどんどん攻めて中盤ゆっくりな4曲目。
セレクトされて’06年にA Retrospective/OM(ECM 1642)として再発。
(’19年8月より順次配信)
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