Autumn Leaves/Bill Evans
エディ・ゴメスの競演・参加作の3日目。今日のアルバムは元がプライベート録音なのが後から公式盤になったアルバムで、好きな人にはなかなかいいけど、基本を押さえたい人にとっては少々やっかいなアルバム、という位置づけかと思います。こういうアルバムは音が悪いものが多いのですが、これは音が割と良く、しかもエヴァンスならではの均質な良いクォリティの演奏なので、何気なく手にしてみても後悔はないんじゃないかと思います。こういうアルバム、ゴロゴロと出てくるので、この後はどうやって書いていったらいいのか迷うところはありますが、できるだけ多く紹介していきたいと思います。
Autumn Leaves/Bill Evans(P)(Ninety-One) - Recorded July 18, 1969. Eddie Gomez(B), Marty Morrell(Ds) - 1. Emily 2. A Sleeping Bee 3. Alfie 4. Who Can I Turn To 5. Very Early 6. Round About Midnight 7. Autumn Leaves 8. Quiet Now 9. Come Rain Or Come Shine 10. Nardis
イタリアでのライヴ。ビル・エヴァンスの作曲は5、8曲目で他にもおなじみの曲ばかり。LP時代には2枚で発売されたものを、’96年に1枚にまとめてCDで発売されました。曲も良ければ音も良い。とはいうもののオリジナル録音でないので、優先順位は後か。それでも内容的にはけっこう良いので、56分間、しっかり楽しめます。ライヴと言えども、演奏時間は4-6分台にまとめていて、1曲が長すぎるということもなく、拍手が入るほかは、スタジオ録音的に聴けるというメリットがあります。どこを切ってもエヴァンス節になるので、オリジナル録音にこだわらず広く彼の音源を聴きたいという人向け。大きく時代的な流れで行くと変遷はあるのでしょうが、このあたりの演奏は半年ぶりとかのスパンがあっても時間差を感じさせません。
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