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2019/12/06

Children At Play/Tom Van Der Geld

60009 JAPOレーベルストリーミング配信聴きの続き。JAPOレーベルでまだ1枚のアルバムとして聴けるものが10数枚ありますが、やはりECMの方がそういう聴き方は楽しいかも。41番まででレーベルが終わったことと、いくらかのミュージシャンがその後ECMに吸収されていったり、再発はECMからだったり、というのがその理由かなあ、と思います。ここではそのTom Van Der GeldがECMに行く前の、Children At Playというグループの第1作が聴けます。ただ、内容的には盛り上がる部分が少なく、静かでなだらかに進んでいくところが多いので、穏やかではあるけれども、その印象としては、あまり残らないのがちょっと残念かなあ、とも思います。

 

Children At Play/Tom Van Der Geld(Vib, Per)(JAPO 60009)(ストリーミング配信) - Recorded 1973. Roger Jannotta(Reeds, Per), Larry Porter(P, Key, Per), Richard Appleman(B), Jamey Hadded(Ds on 4), Bob Gulotti(Ds) - 1. Tamarind 2. Wandering I 3. Sweet My Sweet 4. Reason 5. Patch Of Blue

(19/12/05)5曲目のみLarry Porter作で、他は全曲Tom Van Der Geld作。「Children At Play」というグループの第1作。最初の30秒ぐらい無音で、徐々にフェードインしてくる出だしは穏やかな、そして少しミステリアスになったり4ビート、フリーの要素も絡めてドラマチックに進行していく18分もの1曲目。このあたりECMっぽいと言えばそれっぽいのだろうけど、やはりセルフ・プロデュースということで、なりきっていないところがまたいいのかも。バス・クラリネットだろうか、さまようフレーズに他の楽器が加わり静かに進む2曲目、ゆったりとしたベースの上をヴァイブラフォンが漂うように流れていく3曲目、ヴァイブラフォンが中心に、少しフリー的な絡みもあるやや静かな4曲目、静かだけどさらにフリー化している10分台の5曲目。

(’19年8月より順次配信)

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