Musik/Contact Trio
JAPOレーベルの未CD化作ストリーミング配信聴き。Contact TrioのJAPO2枚目です。ドラムスが入れ替わってますが基本的なサウンドはそのままに、ある意味ECM的な、ある意味もっと過激な演奏の部分もあったりして、けっこう好みの1枚となりました。曲によってはエレキベースが入っていたりして、やはり’80年録音だなあ、と思わせるものはあります。プロデューサーはThomas Stwosand。彼も当時はJAPOを中心に何枚もアルバムをプロデュースしてますね。ECMにも何枚かありますし。この後、JAPOにあと2枚の未CD化作が残ってますが、CD化されている3枚はStephan Micusのもの。それでこのレーベルは終了となります。
Musik/Contact Trio(JAPO 60036)(ストリーミング配信) - Recorded October 1980. Peter Elsold(Ds, Per), Aloys Kott(B), Evert Brettschneider(G) - 1. Air Lines 2. String Games 3. Daddy Longleg 4. Simple Symphony 5. Silence 6. Elbow Dance
(19/12/17)Evert Brettschneider作が2曲目、Aloys Kott作が3、5曲目、2人の共作が1、4、6曲目。ドラマーが前作から交替してます。幻想的にはじまって、空間をある程度大切にしながら自由に、途中からはアップテンポの4ビートになる1曲目、アコースティック・ギターで情感豊かに静かな演奏が繰り広げられて、そこに時々ベースが絡む2曲目、えらくテンポのいいテーマとアップテンポの4ビートのアドリブの部分が、いわば新しいジャズの雰囲気でカッコいい、この曲はエレキベースの3曲目、少し懐かしいようで情景が浮かぶ感じのドラマチックな展開のある4曲目、ある意味ECM的な空間表現のような出だしから何となく8分の6拍子に行く5曲目、やや広い空間でドラムスが自由な中、流れつつ後半盛り上がる6曲目。
(’19年8月より順次配信)
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