Sun On Sand/Joshua Redman & Brooklyn Rider
新譜聴き。作曲、アレンジのPatrick Zimmerliは、以前ブラッド・メルドーとケヴィン・ヘイズの共演作でも登場していて、すでに知る人ぞ知る的な存在になっているかもしれません。あのアルバムもけっこう面白かった記憶があります。今回もクラシックや現代音楽臭が薄く、どちらかというとポップで、ジャズ好きが聴いていて飽きない作りになっています。そこでジョシュア・レッドマンの素晴らしいサックスとくれば、どこかで聴いてみてもいいのかもしれません。値段もそんなに高くはないですし。録音がちょっと前の’15年というのは、他に出すアルバムもあったことだし、順番待ちだったのかなあ、とも思えます。
Sun On Sand/Joshua Redman(Ts) & Brooklyn Rider(Nonesuch)(輸入盤) - Recorded April 29, 30 and May 1, 2015. Scott Colley(B), Satoshi Takeishi(Ds), Brooklyn Rider: Colin Jacobsen(Vln), Johnny Gandelsman(Vln), Nicholas Cords(Viola), Eric Jacobsen(Cello), Patrick Zimmerli(Comp, Arr)
(19/11/24)全曲Patrick Zimmerliの作曲で、ジャズ側からのメンバーと弦楽四重奏団との演奏。収録時間は40分。出だしはジョシュア・レッドマンの吹きまくりの部分と、他のメンバーが加わる部分とが交互にやってきて目まぐるしい1曲目。ドラムスがなかなか個性的なビートを叩き出します。弦楽四重奏ではじまり、少し混沌としつつも、サウンドとしてまとまっていく方向にある2曲目。弦楽四重奏と言うといかにもクラシック的な感じがありますが、ここではそんなことはなく、あくまでもペースはジョシュア側にある感じで、ロックビート的ながらジャズの方に振れ幅が大きいです。タイトル曲の3曲目もやはりジャズ/ポップ寄り。活発な曲が多く、曲によってさまざまなサウンドなので、けっこう興味を引きつけられます。魅力の高い盤。
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