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2019/11/21

Call Me When You Get There/Barre Phillips

1257 ECMの未CD化作のストリーミング配信聴き、本編はとうとう未配信の3枚(1264, 1268, 1281)を除き40枚(うち未CD化29枚、別番号でCD化11枚)聴き終えました。生きているうちにここまで聴けるようになるとは思わなかったので、けっこううれしいです。さて、ここで一休みしたいところですが、11月到着の新譜があるので、それを聴いていかねばならないところ。今日のアルバム、アコースティック・ベースの多重録音ということで、やっぱり地味だなあとも思いました。アヴァンギャルドにやればできるところを、あえて落ち着かせているというのもECMらしいなあ、と思います。バール・フィリップスはこの間ECMで完全ソロの新譜を出しましたけど、それが生涯最後の新録にするらしいので、残念ではあります。

 

Call Me When You Get There/Barre Phillips(B)(ECM 1257)(ストリーミング配信) - Recorded February 1983. - 1. Grants Pass 2. Craggy Slope 3. Amos Crowns Barn 4. Pittmans Rock 5. Highway 37 6. Winslow Cavern 7. Riverbend 8. Brewstertown 2

(19/11/10)全曲バール・フィリップスの作曲で、彼による多重録音のアルバム。ECMらしい録音で、1曲目は持続音(アルコ奏法)で徐々に表情を変えていく姿がとらえられています。ピチカート奏法でないところは、New Seriesを聴いているような味わいですが、これもボーダーレスなECMだからこそ。重低音から、ベースの音とは思えない高い音(倍音成分?)まで広く使っています。多重録音をしているせいか、いかにもフリーというようなドシャメシャな場面はなく、やはり現代音楽に近いのかな、と思わせます。2曲目の中盤はピチカートで多重録音をしていなくて、なかなかシリアスな音使い。3曲目のようにアルコでメロディアスなものも。情報では多重録音とありますが、彼だったら一人で弾いているところも多いかもと想像します。

(’18年から配信されている)

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