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2019/11/04

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1206 ECMの未CD化作ストリーミング配信聴き。いよいよ1200番台になりました。このあたり、アルバム発売時にはCDが出るか出たかの頃合いなので、意外に未CD化のアルバムがあります。安定してCDが出るようになるのは’84-85年ごろ。そしてCD、LPの併売状態がなくなってきてCDだけになるのがもう少し後のこと。なので、そういう物理的要因が、内容だけではCD化されなかった理由が分からない根拠ともなるのではないかと思います。今回のアルバムも、音楽だけ聴くと、けっこういいし、ECMとしてはまっとうな路線なんじゃないかなあ、と思います。なかなか興味深いサウンドだし。まあ、今回それを聴けたので、OKということでもありますけど。

 

Gallery(ECM 1206)(ストリーミング配信) - Recorded May 1981. David Samuels(Vib, Per), Micheal DiPasqua(Ds, Per), Paul McCandless(Ss, Oboe, English Horn), David Darling(Cello), Ratzo Harris(B) - 1. Soaring 2. Prelude 3. A Lost Game 4. Painting 5. Pale Sun 6. Egret 7. Night Rain

(19/10/27)4曲目はマンフレート・アイヒャーとグループ名の作曲、デイヴ・サミュエル作は1-2、7曲目、3曲目がMicheal DiPasqua作、5曲目がPaul McCandless作。基本的に2つのグループ出身の新しいグループ。曲が印象に残る楽器編成。幻想的で叙情的な情景が見え隠れする、やや陰影のあるバラードの1曲目、チェロが哀愁のあるテーマを奏でた後は、映画音楽のような雰囲気の2曲目、チェロが飛び回り、アップテンポで勢いのある曲になる3曲目、おそらくフリー・インプロヴィゼーションで、漂うような自由な空間のある4曲目、映画音楽を回想するような美しいメロディが印象に残る5曲目、多少の浮遊感を伴いながら短調のメロディが心に響く6曲目、やや重厚な出だしから、薄暮のようなサウンドになる7曲目。

(’19年8月より順次配信)

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