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2019/11/07

Schattseite/Adelhard Roidinger

1221 ECMの未CD化作ストリーミング配信聴き。今日のアルバム、なかなかECMという感じで良かったのですが、ちょっと地味かなあ、という感じもしました。まあ、このぐらいの地味さ加減はECMでは多いので、未CD化だったのは、ベーシストの知名度だったのかなあ、という気もしてます。Bob DegenがECMのアルバムに参加しているのもここで知ったし、得るものは多かったのですけど。曲によっては参加しているメンバーが全員ではないこともありますが、それはアルバムとしての流れが良ければいいのではないかなあ、と思います。もっと早い時期に聴いていれば、と思わせるようなアルバムではありました。

 

Schattseite/Adelhard Roidinger(B)(ECM 1221)(ストリーミング配信) - Recorded November 1981. Heinz Sauer(Ts), Bob Degen(P), Harry Pepl(G), Werner Pircher(Vib, Marimba), Aina Kemanis(Voice), Michael DiPasqua(Ds, Per) - 1. Fu Ptu 2. Lutti 3. Loveland 4. Stress 5. Ania 6. When Earth Becomes Desert

(19/10/30)全曲Adelhard Roidinger作曲。ECMらしいサウンドでせまってきます。薄暮のようなサウンドで、静かな中に時折り大きめの音が入るテーマの後にヴァイブラフォンその他の楽器で割とゆったりと進む1曲目、哀愁を含んだメロディアスな、時にやや激しいベース・ソロだけで、4分間が進行していく2曲目、ヴォイスも加わって、浮遊感のあるコードを変えながら同じフレーズが何度も繰り返し出てくる8分の7拍子基調の3曲目、出だしの静かで優しいメロディのヴォイスが印象に残り、ピアノ他が加わってから美しいながら何となくタイトルとのつながりが分かる4曲目、フリーのようなフレーズの感触がヴォイスを含んで展開する後半打楽器的な5曲目、フレーズの表現も物語的で、中盤はややフリーっぽく展開する6曲目。

(’19年8月より順次配信)

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