アコースティック・ウェザー・リポート2/クリヤ・マコト、納浩一、則竹裕之
新譜が続々と来ます。もう1枚届いてはいるんだけど、それは12月に入ってからかな。今日のアコースティック・ウェザー・リポート、何と3年ぶり2枚目の登場となりました。音がけっこう良いのだけど、現状、自分のCDプレイヤーではSACDを聴けないので、それはいつかまたの機会に取っておきます。ウェザー・リポートをピアノ・トリオで演奏するという企画だけでもうれしいですけど、やっぱりクリヤ・マコトらしい演奏だなあ、とほくそ笑んでおります。音にこだわって一発録りというのも勢いがあっていいですね。おかげでアルバムコメント欄がグダグダになってしまいましたが、国内盤はちょっと高めでもいいものはいい、ということで。
アコースティック・ウェザー・リポート2/クリヤ・マコト(P)、納浩一(B)、則竹裕之(Ds)(Sonyミュージック)
Acoustic Weather Report 2/Makoto Kuriya(P), Koichi Osamu(B). Hiroyuki Noritake(Ds)(Sony Music) - Recorded July 22-23, 2019(on 1-8) and September 18, 2018(on 9-10). エリック・ミヤシロ(Tp on 9)、本田雅人(As on 9) - 1. River People 2. Donna Lee 3. Black Market 4. Lusitanos 5. Barbary Coast 6. Man In The Green Shirt 7. Badia - Three Views Of A Secret 8. Between The Thighs [Bonus Tracks] 9. Deep Insight 10 Deep Insight(Reprise)
ピアノ・トリオによるウェザー・リポート集2作目で、ボーナストラックはTBSの報道番組のテーマ曲。ほとんど全て一発録りという緊張感の中で行われたとのこと。それだけに音がかなり良く、その内容にも納得。あえてピアノ・トリオで演奏するというのは冒険だけど、この編成でライヴを3年間で100回以上行っていたということで、曲もいいし演奏もいい。よく知っている曲(2-3曲目をはじめとして)がかかっているとこう来たかというアレンジや味もあって(クリアな味か)うれしい。収録時間はボーナストラックを入れて51分ほどだけど、その分きっちり凝縮されて攻めてくる。このCDにはSACD層もあります。よりいい音なのでは。ボーナストラックはホーン入りのものとピアノ・トリオのものと2種類あり。これもけっこう楽しめる。(19年11月27日発売)
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