Eleven/Mike Stern - Jeff Lorber Fusion
新譜聴きも何とか一段落。もう1枚待ってはいるのですけどね。今日はマイク・スターンとジェフ・ローバー・フュージョンの双頭作です。スターンの方しか追っかけしてはいないのだけど、何となく聴きやすくなっている感じではあります。少しリラックスしたギターもいい感じで、時にはこういう共作アルバムもいいんではないかな、と思います。豪華なドラマーも、あくまでもバックに徹していてまさに職人芸とでも言いたいところ。9曲目のヴォーカル曲だけは異質になりそうだとの予想は見事に裏切られ、ヴォーカルのミキシングを落とし気味にしているのか、最後まで聴いて、あれ?と思って、もう1度9曲目を聴き直してしまいました。それだけすんなりいってます。
Eleven/Mike Stern(G) - Jeff Lorber Fusion(Key, B, G)(Concord Jazz)(輸入盤) - Released 2019. Jimmy Haslip(B, Vo on 1-3, 6, 8-9), Vinnie Colaiuta(Ds on 1, 9), Gary Novak (Ds on 1, 4-5, 7, 10), Dave Mann(Horn Arr on 1, 4-5, 8-10), Dave Weckl(Ds on 2-3, 6, 8), Leni Stern(N'goni on 2), Bob Franceschini(Sax on 8), Chelsea Maull(Vo on 9), - 1. Rightous 2. Nu Som 3. Jones Street 4. Motor City 5. Big Town 6. Slow Change 7. Tell Me 8. Ha Ha Hotel 9. Rhumba Pagan 10. Runner
(19/11/24)マイク・スターン作が2-3、6-8曲目、ジェフ・ローバー・フュージョン作ないし共作が1、4-5、9-10曲目。完全な双頭アルバムという感じ。アルバム全体を通して、2人ならではの軽快なフュージョン作品という感じで、ノリよく聴けます。スターン主体で聴いた場合でも、いつもよりは少しリラックスしているかな、と思いますが、それでもあくまでも彼のマイペース。彼は彼でいいんじゃないかと。1曲目に彼のクレジットがないけど、明らかに彼のギターの音が聴こえてくるので、参加は間違いなし。活発なフュージョンの曲もあるので、変化に富んではいます。参加しているドラマーが入れ替わりしているけど有名な人ばかりで贅沢な仕様。9曲目はヴォーカル入りですけど、主役ではないので、そのまま通して聴けます。
« Sun On Sand/Joshua Redman & Brooklyn Rider | トップページ | Lookout Farm At Onkel Po's Charnegie Hall »
「音楽」カテゴリの記事
- Ludwig Van Beethoven/The Piano Concertos/Alexander Lonquich/Munchener Kammerorchester(2024.12.07)
- Fun One/Oz Noy(2024.12.04)
- Solid Jackson/M.T.B.(2024.12.03)
- Better Angels/Peter Bernstein(2024.12.02)
- The Old Country/Keith Jarrett/Gary Peacock/Paul Motian(2024.12.01)
「フュージョン・ファンク」カテゴリの記事
- ’24年の私的ジャズベスト3(2024.11.21)
- Echoes And Other Songs/Mike Stern(2024.09.19)
- Opera 8/Claudio Scolari Project(2024.05.10)
- The Third/Plastic Dogs(2024.05.06)
- ジルベルト・ウィズ・タレンタイン/アストラッド・ジルベルト(2024.03.19)
コメント
« Sun On Sand/Joshua Redman & Brooklyn Rider | トップページ | Lookout Farm At Onkel Po's Charnegie Hall »
工藤さん,こんばんは。
マイキーとJLFの共演ですから,どちらも好きな私としては期待値が高かったのですが,シナジーを生むところまでは行ってないってところでしょうか。双方の個性はきっちり出る訳ですが,ハードなマイキーと,いい意味で中庸のJLFのぶつかり合いってのも聞いてみたかったように思います。まぁ,それでも好きなんですが。
ということで,当方の記事のURLを貼り付けさせて頂きます。
http://music-music.cocolog-wbs.com/blog/2019/10/post-6275f2.html
投稿: 中年音楽狂 | 2019/11/28 21:05
>中年音楽狂さん
コメントどうもありがとうございます。
私はジェフ・ローバー・フュージョンの方はほとんど聴いてなくて、あまり書けてないのですが、それでもいいフュージョン・アルバムって感じで聴いていました。マイキーはいつもよりはリラックスした感じも見せているようですね。
投稿: 工藤 | 2019/11/28 21:43