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2019/11/26

And I Love Her/Marc Copland

Marcandi 12月に入る前に聴いておきたい新譜が今日のを含めてあと3枚(もう1枚届く可能性あり)なんだけど、今月の月末の週は忙しいので、聴く暇があるかどうか。今日はマーク・コープランドのトリオ作の新譜です。コメント分からは静かな印象が強めに出ているかもしれませんけど、躍動感のある曲もはさみこまれていて、聴いた後の感覚ではそんなに静かでもなかったかな、と思います。ただ、個人的には大好きなピアニストなので、どんな演奏でもOKと言えばOKなのですが。今回はビートルズの曲がタイトル曲だし、有名な曲もあるし、とそういうアルバムか、と思っていたら、オリジナル曲も半分くらい入っていて、先入観と聴いた印象が少し違ったアルバムでもありました。

 

And I Love Her/Marc Copland(P)(Illusions)(輸入盤) - Recorded August 2017. Drew Gress(B), Joey Baron(Ds) - 1. Afro Blue 2. Cantaloupe Island 3. Figment 4. Might Have Been 5. Love Letter 6. Day And Night 7. And I Love Her 8. Mitzi & Jonny 9. You Do Something To Me

(19/11/23)3者のフリー・インプロヴィゼーションが8曲目、マーク・コープランド作が4、6曲目、Drew Gress作が3曲目、ジョン・アバークロンビー作が5曲目、他の曲はスタンダード、ジャズメン。オリジナル、ロック。彼らならではの静かでリハーモナイズされた、原曲が控えめに分かるようなサウンドの曲が目立ちます。有名な曲が多めなので、おおっ、となることはなります。1曲目もベース・ソロではじまり、テーマがピアノで提示されるのが少し経ってから。ただ、6、9曲目など躍動感がある程度ある曲もあって、その点ECMのようなサウンドとは一線を画しています。やはりオリジナル曲の方が、少し内省的な感じがあるかもしれない。このトリオだとマニアックだけど深みがあります。コープランドのキャラクターが支配しているか。

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コメント

工藤さん,続けてこんばんは。

このアルバムを聞いて,Marc Coplandの個性を強く感じてしまった私です。この人にしか出せない音という感じがしますし,Coplandのオリジナルはこの人しかこういう曲は書かんだろうってところでした。

結局のところ,贔屓にしているミュージシャンですので,こういう個性の発露はこっちとしても大歓迎ではありました。ということで,こちらの記事のURLも貼り付けさせて頂きます。
http://music-music.cocolog-wbs.com/blog/2019/11/post-7d5785.html

>中年音楽狂さん

コメントどうもありがとうございます。

私もマーク・コープランドは大好きで、特にこのトリオの組み合わせ、いいですねえ。静かでありながらECMよりはほんのりと熱い部分もあって、このレーベルから出して正解だったとも。まだまだこれからも楽しみにしています。

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